映画『見える子ちゃん』主演・原菜乃華

　泉朝樹のホラーコメディー漫画『見える子ちゃん』（KADOKAWA）が、原菜乃華主演で実写映画化され、2025年初夏に全国公開されることが決まった。原はメジャー映画では初単独主演となる。原のコメント動画も到着した。 【動画】原菜乃華が突然霊が見えるようになった主人公・四谷みこに！　コメント動画 　本作は、女子高生が突然見えるようになった霊をひたすら無視する青春ホラーエンターテインメント。原作漫画はカドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数が8500万回を超え、国内累計発行部数は300万部を突破。13言語に翻訳出版されている人気作品だ。 　ある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生・四谷みこ。日常を取り巻く不可解な存在を前にして、彼女が選んだのは「無視する」こと。もし霊たちに見えていると悟られれば、何が起こるか分からない―そんな恐怖におびえながら、みこはひたすら平静を装ってスルーし続ける。しかし、親友にまで霊の影が忍び寄ったとき、果たしてみこは霊を無視し続けることができるのか？ 　原が演じるのは、ある日突然見えるようになった霊におびえながらも、それを無視し続ける高校生・四谷みこ。原は「なんて斬新で面白い設定なんだろうと一瞬で虜になってしまったんです。ホラー映画なのに、ただひたすら霊を無視する役どころで、脚本を読んだとき笑いが止まりませんでした。青春、コメディ、ヒューマンドラマがすべて詰まった、全く新しいホラー映画になると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです！」と作品にかける熱いコメントを寄せた。 　脚本・監督は、『予告犯』、『忍びの国』などの中村義洋。『仄暗い水の底から』（脚本）、『残穢 －住んではいけない部屋－』などで恐怖表現に定評のある中村が、これまでのホラーとはまた一風変わった緊張感と青春映画としての爽やかさを併せ持つ新たなエンターテインメント作品に挑戦する。 　中村監督は「人の目ってこんなに丸くなるのか！？と（原菜乃華さんには）驚愕させられました。この目ん玉にさせる恐怖を作り出さねばならない、という並々ならぬプレッシャーで撮影に挑んだ次第です。これまであまり見たことのない、上質なトンデモ映画になっていると思います」と手応えをのぞかせた。 　原作者の泉朝樹は「漫画と実写映画では媒体も表現方法も違うので最初は正直期待と不安が半々でしたが、中村義洋監督と聞いたとたん期待の気持ちが一気に跳ね上がったのを覚えています。原さんに現場でお会いした時、『あ、みこだ！』と第一声でぽろっと出るほど、みことのシンクロ度高めで不思議な感覚でした。原作者ではありますが、いちホラー映画ファンとして、見える子ちゃん原作とはまた違った形でどんな新しい映画になるのかとても楽しみです」と期待を寄せる。 　映画『見える子ちゃん』は、2025年初夏全国公開。 　原、中村監督、原作者・和泉のコメント全文は以下の通り。