美 少年、3度目の全国アリーナツアーで“新たな扉”開く 新曲&ソロ曲披露で1万5000人が熱狂
6人組グループ・美 少年(岩崎大昇※崎=たつさき、浮所飛貴、那須雄登、佐藤龍我、金指一世、藤井直樹)が30日、横浜アリーナで『美 少年 Arina Tour 2024 Gates+』神奈川公演を開催した。2日目となるこの日は、1万5000人の前で、セット・演出まで自身でこだわった26曲(メドレー1曲換算)を歌唱した。 ※以下、本編のネタバレを含みます 【写真】佐藤龍我がピアノ演奏、その周りで歌唱する5人 ■個性光る6人のソロ曲披露 作詞作曲や生演奏にも挑戦 タイトル通り6人の個性を際立たせたステージ演出はまるでテーマパークのよう。オープニングはモノクロムービー風で、準備万端でスーツに着替え、カロ薬価なステップを踏みながら、“扉”の外へと歩みだす。そのまま、メインステージではメンバーカラーに照らされた扉が開き、6人が歓声の嵐の中、お目見えする。 岩崎が「ウェルカムトゥアワーゲート!お前ら、騒げるかい!最高の1日にしようぜ!」と掲げ、那須も「横アリ、おれたちに会いたかったか!最後まで楽しんでいこうぜ!」と煽りまくり、ステージを代表曲のリミックスで一気に駆け抜けた。 SMAP、嵐、King & Prince、Snow Man、SixTONESなどの人気曲はもちろん、今回、みどころとなったのは6人のソロ曲。那須は「Think u x.」(Kis-My-Ft2、藤ヶ谷太輔ソロ)でダンスナンバーに挑戦。最後には肉体美をみせつけ、黄色い悲鳴を浴びた。金指は「ichiban」(King & Prince)でキックボクシングパフォーマンスや自身が作詞した力強いラップを披露。「人生一度しかねえんだよ、みんなすきなことやっちゃえよ!」とアツく呼びかけた。 動物の着ぐるみたちを引き連れた藤井は「秘密」(二宮和也)を歌唱しながら、まるで童話の中のようなファンタジックな世界観へといざないつつ、最後に着ぐるみのなかから現れたのはまさかのメンバーというオチで笑いを起こした。そして、佐藤はステージの真ん中でピアノの生演奏を初披露。本人いわく「新しいことに挑戦するのは苦手だったんですけど一歩踏み出したらピアノはめっちゃ楽しくて今後も続けていきたい」とし、自身作詞のオリジナル曲で会場をうっとりさせた。 メンバーきっての美声を誇る岩崎は「みんな盛り上がってる!? 盛り上がってる!?」と観客の声出しを先導しながら本人作詞作曲のオリジナル曲「We're gonna be a star」をしっかりと聞かせた。そしてハツラツとしたイメージの浮所はぐっと大人っぽく「Mad Love」(SixTONES)を。黒のシーツやクッションを引き裂くなど、ドキッとさせるような表情で引き込んだ。 6人としては新曲「魔法の夜」も初披露。ジャジーな曲調にロマンティックな告白の歌詞を載せた心弾むラブソング。同ツアーの「Gates+」にちなんだ扉を開ける振り付けもあり、美 少年らしいキラキラした魅力と少し大人びた世界観、少年から大人へとまさに扉を開くような一曲で魅了した。