巨人D1位・石塚裕惺、マー君と共闘心待ち「精神面を聞きたい」
球界のスターから吸収する。巨人からドラフト1位指名された石塚裕惺(ゆうせい)内野手(18)=埼玉・花咲徳栄高=が24日、楽天を自由契約となり、来季からの入団が決まった田中将大投手(36)との対面を心待ちにした。 「メジャーリーグや侍ジャパンなど、いろいろなところで活躍された方。どういうメンタリティーで試合に入っていくのか聞いていきたい」 小学校時代に投手を務めていた石塚は当時、田中将モデルのグラブを使用。「1軍に上がれたらそういうお話もしたい」と憧れの存在に目を輝かせた。 この日は、花咲徳栄高のある埼玉・加須市の角田守良市長を表敬訪問。鯉のぼりで有名な「かぞ」市を入学当初、「かす」と読んでしまっていたといい、「間違っている人がいたら、ピシっと言ってやりたいです」と笑った18歳。「(市民の)皆さん、温かかった。いいニュースを届けられるように頑張っていきたい」と第二の故郷に錦を飾る活躍を誓った。(原田優介)