知ってた? シャトレーゼの「みたらし団子」、関東・関西・九州で異なる味付けだった
和菓子や洋菓子などをリーズナブルな価格で楽しめるお菓子メーカー「シャトレーゼ」。関西でも店舗を展開する同社から、3つの地域ごとに味付けが異なる「みたらし団子カップ入」が発売中だ。 【写真】見た目も若干異なる…関東風・九州風のみたらし団子 関東と関西において、濃口醬油と薄口醤油、かつおだしと昆布だしと食文化に違いがあることはあまりにも有名だろう。同社では日本の食文化にかかせない調味料「醤油」と「だし」に地域性があり、味の嗜好にも違いがあることに着目。そこで和菓子カテゴリーでの人気商品・みたらし団子をより愛される商品にすべく、3つのエリアに分けての発売に至った。 11月1日から取扱店舗限定の形で販売されているのは、関東風の「あわせ醤油の炙りみたらし団子カップ入」、関西風の「昆布だし香る炙りみたらし団子カップ入」、九州風の「あごだし香る炙りみたらし団子カップ入」の3種類。 有機醤油と淡口醤油をブレンドした関東風、淡口醤油に昆布だしと鰹だしを合わせた関西風、あごだしを効かせた甘口醤油の九州風と地域ごとの特色が出るタレにくわえ、団子生地にもタレに合うよう食感を変えている。 同社の広報担当者によると、10年ほど前に関東風・関西風の2種で販売していたが、九州風をくわえた3種での販売は今回が初だという。これを機に自分の地域の味を再確認したり、旅先で食べ比べをしてみても楽しめそうだ。 関東風は北海道・東北地方・関東地方・中部地方、関西風は近畿地方・中国地方・四国地方の、九州風は九州地方を中心とした各店舗で発売中。価格は各140円。 取材・文/つちだ四郎