ブレイク必至!? 巨人、次世代のスター候補(6)防御率0.00の“隠し玉”
いよいよ球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季のブレイクが期待されている読売ジャイアンツの若手有望株を紹介する。
吉村優聖歩
・投打:左投左打 ・身長/体重:181cm/73kg ・生年月日:2004年12月8日 ・経歴:明徳義塾高 ・ドラフト:2022年育成選手ドラフト3位 ルーキーイヤーの2023年は二軍戦未登板ながら、みやざきフェニックス・リーグで好投を見せた吉村優聖歩。高卒2年目での支配下登録、そして一軍デビューが期待されている。 明徳義塾高では2年時から甲子園の土を踏んだ吉村。3年時にはU‐18高校日本代表に選出されると、トルネード投法のサイドスローという独特な投球フォームで世界の強打者相手に好投。ドラフト会議では読売ジャイアンツから育成3位指名を受けた。 高卒1年目は二軍での登板機会はなく、三軍を主戦場に経験を積んだ。それでも、10月に行われたみやざきフェニックス・リーグでは6試合に登板し、防御率0.00、奪三振率11.00と圧巻の投球を披露。 オフには同じ変則サウスポーの高梨雄平に師事し、持ち味である変化球のさらなるレベルアップに励んだ。 2023年はリリーフ陣の崩壊に苦しんだ巨人。チームの救世主となり得る存在だけに、さらなるアピールに注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部