新幹線で愛知から京都へ、バスで女子高校生に下半身押し付けた疑い 49歳男を逮捕「長年やっていた」
今年4月、京都市内を走るバスの中で、女子高校生に下半身を押しつけたとして、京都府警は25日、愛知県に住む男を迷惑防止条例違反の疑いで逮捕しました。男は長年にわたって同様の行為を繰り返しその様子を動画で撮影していた疑いがあるということです。 愛知県岡崎市に住む自動車製造業関連の会社員、田中又章容疑者(49)は今年4月、京都市東山区内から下京区内を走る市バスの車内で、乗車中の女子高校生(当時16歳)に衣服の上から下半身を押しつけた疑いがもたれています。 田中容疑者は警察の調べに対し、「事実間違いない」と容疑を認めています。 警察によりますと、今年5月、バスに乗っていた女性から、「痴漢の常習者がいる」と110番通報があり、駆けつけた警察が田中容疑者に事情を聴きました。 田中容疑者は当初は容疑を否認していましたが、任意同行のうえ、警察がスマートフォンを調べたところ、女性に下半身を押しつける様子を撮影した動画が見つかり、容疑を認める供述を始めたといいます。その後、被害者が特定できたことなどから、25日、逮捕に至ったということです。 田中容疑者は「長年にわたってやっていた」と供述していて、また、行為に及ぶために新幹線などで愛知県から京都府に来ていたという趣旨の話をしているということで、警察は余罪についても調べを進めています。
ABCテレビ