ゲレンデに雪山、紅葉とススキとコラボ…福井県のスキージャム勝山 人工造雪機が稼働
福井県勝山市のスキージャム勝山で人工造雪機が本格稼働し、ゲレンデに雪山を築いている。12月21日のオープン予定日に向け、滑走可能なゲレンデに仕上げる“冬支度”を進める。 2基の造雪機は11月15日に稼働を始めた。1日計最大300トンの雪を造ることができ、オープンまでに正面ゲレンデのバラエティーサイトで7500トン、ビキッズパークを1800トンの人工雪で覆う予定。 20日は、木々が紅葉しススキが揺れる秋の風景のゲレンデに、造雪機のホースから勢いよく吹き上げられた氷が次々と積もり、高さ4メートルほどの雪山が出来上がった。担当者は「冬の降雪量は多い見込みだが、安定的に滑れるように準備を進めていきたい」と話していた。今シーズンは18万人の入り込みを目指している。