1軍では“立場”が…崖っぷちのドラ1戦士(4)中日のエース格に“急浮上”も
プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。しかし、毎年新たにプロ入りする選手が誕生することもあり、思うような結果を残せないと、厳しい立場に置かれることも少なくない。そこで今回は、今季が“崖っぷち”のドラ1戦士を紹介する。
福谷浩司(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:183cm/93kg ・生年月日:1991年1月9日 ・経歴:愛知·横須賀高 - 慶応大 ・ドラフト:2012年ドラフト1位 今季でプロ12年目の33歳とベテランの域に差し掛かっている福谷浩司。昨季は思うような活躍ができなかっただけに、今季は目立つ結果を残したいところだ。 慶応大から2012年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。リリーバーとしてキャリアをスタートさせた。 プロ2年目の2014年には72試合に登板し、2勝4敗11セーブ32ホールド、防御率1.81と圧巻の数字を記録した。 その後は不調や故障に苦しんだが、先発に転向した2020年は14試合の登板で8勝2敗、防御率2.64の好成績。翌2021年には自身初の開幕投手に抜擢された。 しかし、同年は18 試合の登板で5勝10敗、防御率4.53と再び成績が悪化。昨季は14試合登板、3勝4敗、防御率5.17と寂しい数字に終わった。 今季は4月19日に一軍へ昇格し、久しぶりの救援登板を果たしたが、同28日に二軍へ降格。まずは先発・リリーフ問わず、再び一軍の戦力となりたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部