HD-2D版『ドラクエ3』で“不要になったかも”な呪文に衝撃走る「存在意義…」
「リレミト」はいらない子…なの?
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、初めて「ドラクエ」に触れる人も快適にプレイできるよう、リメイクにあたってさまざまな要素の変更が加えられています。 【画像】え…っ? 「この改良はありがたい」 こちらがHD-2D版『ドラクエ3』で話題の呪文使用風景です ファミコン版からのプレイヤーがざわついている要素のひとつが、呪文「ルーラ」と道具「キメラのつばさ」です。いずれも、一度行ったことのある場所に瞬時に移動できるものですが、HD-2D版では仕様が変更されました。 これまで、「ドラクエ」でおなじみだったのは、天井のある場所でルーラを使うと、頭をぶつけてしまう、という現象です。ファミコン版『ドラクエ4』からこの演出が登場しました。タイトルによって差異はあるものの、特に「ダンジョン内では使えない」というのが、プレイヤーの常識でした。 ところがHD-2D版では、ダンジョンのなかでもルーラやキメラのつばさを使うことができます。また、過去に立ち寄ったことのある城や町だけでなく、ダンジョンも行き先に選べるようになりました。ぐっと難易度が下がり、プレイ時間が圧縮され、ユーザーに親切な改良に思えます。 往年のファンが案じているのは、「ではリレミトの存在意義は?」というものです。ダンジョン内から脱出する際に使う呪文「リレミト」が、ルーラやキメラのつばさで代用できてしまうのです。 リレミト自体も改良されており、城や町のなかで使うと外に出ることができます。複雑な構造の城から外に出るのはおっくうなこともあり、消費MP0で出られるのは便利です。とはいえ、ルーラも消費MPは0のため、どちらを使うか……となるといちいちリレミトかルーラか、と考えずにルーラを使ってしまう、ということもありそうです。 ファンからは「リレミト息してない」「リレミト……いらない子」「勇者がルーラを覚えるまでのつなぎかな」などの声があがっています。過去作では、ルーラやリレミトを使おうとすると「不思議な力でかき消された」というメッセージが出て、移動できないシーンもありました。「ここはリレミトでないとならない」、リレミトの存在意義が発揮されるイベントは用意されているのでしょうか? HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』: (C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX (C)SUGIYAMA KOBO (P)SUGIYAMA KOBO
マグミクス編集部