キスマイ・宮田俊哉が師匠・浪川大輔との“胸アツ”エピソードを明かす
宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が、5月20日に都内で開催された映画「ブルー きみは大丈夫」(6月14日[金]公開)のもふもふブルー吹替版完成記念イベントに、稲垣来泉と共に登場した。 【写真】出演を聞いた時の感想を語る宮田俊哉 ■映画「ブルー きみは大丈夫」 映画「ブルー きみは大丈夫」は、母親を病気で亡くし、心に傷を抱えた少女・ビー(声・稲垣)と、子供にしか見えない不思議な存在・ブルー(声・宮田)の心の交流を描いた感動作。 幼い頃に母親を亡くした13歳のビーは、ある日、おばあちゃんの家で、子供にしか見えない不思議な“もふもふ”ブルーと出合う。ブルーが友達だった子供は、今は大人になり彼の事を忘れてしまい、居場所がなくなったブルーは、もうすぐ消えてしまう運命だった。ビーは、ブルーの新しいパートナーになってくれる子供を探すことに――という物語が描かれる。 ■宮田俊哉「『これってどういう声なんだろう?』っていうところから探りながら自分で向き合っていった」 登壇した宮田は、「吹き替えというお仕事は挑戦してみたいものの中の一つだったので、(初めて今回の話を)聞いた時はうれしかったです」と振り返り、アフレコについて「どんな子なんだろうと思って見たら、想像以上にもふもふしていて、『これってどういう声なんだろう?』っていうところから探りながら自分で向き合っていった感じですね」と告白。 さらに、「自分が日常生活で発する音じゃない音を、ブルーはたくさん出すので、そういうところをどう表現していこうかなというところは結構頑張りました」と苦労を明かした。 また、ブルーについては「ブルーは結構、まんま僕だなって思います。基本的に『ずっと楽しくいたい』っていうのは僕自身もそうなので共通点ですね」とにっこり。 ■宮田俊哉は稲垣来泉が明かす第一印象に大喜び ほか、アフレコで掛け合いができたという話題では、宮田は「来泉ちゃんの演じている声はサクッと刺さるというか、『子供じゃない』っていう一言で一気に持っていかれたなと思って、掛け合いができてすごく良かったと思います」と回顧。 一方、稲垣は宮田の印象について「すごくお元気な方で、本当に明るくて。宮田さんがアフレコ室に入られた時に一気に場が明るくなって、『あぁ…、すごい!』って思いました」とコメントすると、宮田は「ありがとうございます。うれしい!」と大喜び。 そんな中、「最近、心が“もふもふ”したこと」を聞かれると、宮田は「4年前くらいに声優のお仕事を初めてやる時に、今回のビーの父親役の浪川大輔さんにレッスンしてもらっていたんですよ。それで、自分の目標の1つとして『浪川さんと同じ作品に出る』というのがあって、この作品で自分の目標が日1つ達成されたなって思って、浪川さんに『もっと共演できるように頑張ります』って連絡したら、浪川さんから『僕もまだまだ頑張るよ』って。そのやり取りが、すごく師匠と弟子みたいな感じで、『お互い頑張ろう!』ってなってるところが“もふもふ”しました」と語った。 ◆取材・文=原田健