青森・六ケ所村のこども園 保育教諭が園児に虐待 保護者には虚偽の説明
青森朝日放送
青森県六ケ所村のこども園で11月、当時勤務していた保育教諭により、虐待に当たる不適切な保育があったことが分かりました。 村によりますと、村立千歳平こども園で11月18日、昼寝の時間に入眠できなかった園児を、廊下で落ち着かせようとした担任保育教諭が、園児を乱暴に敷布団に落とし、再度抱きかかえて廊下に座らせようとした際、放り投げた状態となり、園児があごを床にぶつけけがをしました。 また、保護者に対して「園児が遊んで、滑って、けがをした」と、事実とは異なる虚偽の説明をしていました。 この2日後に、園から村のこども支援課に相談があり、調査した結果、村は担任保育教諭が虐待に当たる不適切な保育をしたと判断しました。 担任保育教諭は11月30日付で依願退職しています。 園では、対象の園児の保護者に経緯などを説明し、お詫びをして、再発防止に取り組むとしています。 これを受けて六ケ所村の戸田衛村長は、「再発防止と保育の改善、信頼回復に努めてまいります」とコメントを発表しています。