「川崎にいましたからね」欧州1年目の“27歳日本人CB”に地元メディアもファンも喝采!それでも「プレーに納得してない時期があった」と本音を吐露【現地インタビュー】
その先に見据えるのは欧州でのキャリアアップと日本代表復帰
12月13日に27歳の誕生日を迎えた働き盛りは、ジュビロ磐田、柏レイソル、川崎で200試合を超す公式戦でプレーし、日本代表キャップ1を持つ。その豊富な経験を活かしたディフェンスとポゼッションのスキル、フィジカルはベルギーリーグでも遜色ない。 「だけど、スピードのあるFWがベルギーにはいっぱいいる。川崎のブラジル人アタッカーのようなスピードを持った選手が、どのチームにもいるという感じです。そんな選手たちへの対応にもだいぶ慣れました」 半年早く入団した明本の助けもあって、ベルギーでの生活にも慣れた。 「明本選手にはビザのことでも助けてもらいました」 ビザはクラブのマネージャー案件ではないのか? 「そうなんですけれど、明本選手もビザでは三竿(健斗/ルーベン→鹿島アントラーズ)選手に助けてもらったらしく、『今度は俺の番だ』と書類のこととか手伝ってくれたんです(笑)。ただ、英語はもっと頑張らないといけない。週2回、授業を受けてます」 ベルギーのウインターブレイクは短く、ルーベンの年明け最初の試合は1月7日、ベルギーカップ準々決勝のクラブ・ブルージュ戦。相手は国内リーグ首位に立つ強豪だが、大南は「ぜひカップ戦で優勝したい。ルーベンはまだタイトルを取ったことのないクラブですしね」と頂点を狙っている。 川崎から1年の期限付き移籍で来ていることもあり、ルーベンと大南の契約は来年6月30日まで。正式移籍を勝ち取る意味でも2025年上半期は彼にとって早くも勝負どころだ。その先に見据えるのは欧州でのキャリアアップと日本代表復帰。町田浩樹(ユニオン)、渡辺剛(ヘント)、藤井陽也(コルトレイク)、谷口彰悟(シント・トロイデン)といった日本人センターバック陣の存在に刺激を受けながら、大南は充実した日々をベルギーで送っている。 取材・文●中田 徹
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