12月20日、浜松市議会で再審法律の改正を国に求める意見書が可決され、静岡県内35の市町すべてで可決されたことになります。一方、法務省でも見直しを検討する方向で調整していることがわかりました。 【写真を見る】再審法見直し検討へ法務省が調整 浜松市議会で法改正求める意見書可決 浜松市議会で可決されたのは、再審法の改正を国に求める意見書です。意見書では、検察官による抗告の禁止や証拠開示に関する仕組みの整備といった「再審法」改正の議論を進めるよう求めています。浜松市議会の可決によって、静岡県内すべての市・町で意見書が可決されたことになります。 一方、法改正に慎重だった国も方針転換です。再審制度について、法務省が見直しのため、法務大臣の諮問機関「法制審議会」への諮問を検討していることが関係者への取材でわかりました。