沖縄県の梅毒患者、速報値で99人 過去最多に迫るペース 県「早期発見・治療のためにも検査受けて」
沖縄県内で今年1月~10月27日に確認された梅毒の患者数は99人(速報値)で、過去最多を更新した昨年の146人に迫るペースとなっている。県は「早期発見・治療のためにも、検査を受けてほしい」と呼びかけている。 沖縄県の梅毒患者、2023年は過去最多の146人 3年連続で更新 近年は全国的にも患者数が増加傾向で、交流サイト(SNS)やマッチングアプリなどで不特定多数と性行為をすることが要因の一つとする見方がある。早期に抗菌薬で治療すれば完治は可能だが、放置すると脳や心臓に重大な合併症を起こす場合がある。 県によると同期間でのHIV感染者は3人、エイズ患者は6人。県は12月25日までの約1カ月間、県内6医療機関で梅毒とHIVの同時検査を自己負担500円で実施する。匿名で受けられ、定員の172人に達し次第終了となる。詳しくは下記のURLから。(社会部・下里潤) 沖縄県公式ホームページ https://www.pref.okinawa.lg.jp/iryokenko/shippeikansensho/1005861/1006396/1031546.html