【新NISA】毎月「5000円」VS「3万円」の積立投資!30年後にどれほど差が出る?シミュレーション
2024年から開始された新NISA制度において、投資を開始しようと考えている人も多いのではないでしょうか。 ◆【シミュレーション結果を見る】毎月「5000円」VS「3万円」の積立投資!30年後にどれほど差が出る? 2024年3月末時点において、NISAの総口座数は2322万件以上となっています。それだけの人が、投資に関心を寄せていることを示す数字だと言えます。 しかし、投資を始める前に「いくら積み立てるのが最適か」という疑問を持っている人も多いかと思われます。 投資金額を決める時は、将来の目標額と資産運用の目的を考えた上で、現在の自分にとって無理のない範囲で始めることが重要です。 今回は、毎月5000円と3万円という2つのパターンの投資額でシミュレーションを行い、30年後の資産形成にどのような違いが生まれるのかを見ていきます。ぜひ参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
積立投資のシミュレーション
積立投資を検討する際に、いくらの金額で始めようかと迷う人も多いのではないでしょうか。 積立金額は途中で変更することも可能ですが、リスクを下げて積立の効果を最大限に得るためには、できるだけ定額で行い続けることも大切です。 今回は、2パターンの金額で積立投資をした場合の利益の差をシミュレーションしていきます。 ●シミュレーションの前提条件 ・投資期間:30年間 ・年間利回り:4% ・投資方法:毎月定額投資(月5000円と3万円の2パターン) ・税金:非課税(NISA口座での運用のため) ※NISA口座を使用しない場合、利益に対して約20%ほどの税金が発生するので注意しましょう。 ●毎月5000円の積立投資をした場合 ・毎月の投資額:5000円(年間6万円) ・30年間の投資総額:180万円 ・30年後の資産額(受取金額):約347万円 ・投資元本からの増加額(利益):約167万円 ●毎月3万円の積立投資をした場合 ・毎月の投資額:3万円(年間36万円) ・30年間の投資総額:1080万円 ・30年後の資産額(受取金額):約2082万円 ・投資元本からの増加額(利益):約1002万円 ●シミュレーション結果について 今回のシミュレーションでは、投資の元手の差が900万円であるのに対して、最終的な資産額の差は1735万円となっています。 月々の2万5000円の差が、30年後に大きな差になっていることがわかります。ただし、高額の投資をすることが最善であるとも限らない場合もあります。