“ポスト岸田”11人の混戦 49歳“コバホーク”小林氏が出馬会見 進次郎氏は? 立憲も代表選めぐり“動き”
日テレNEWS NNN
“ポスト岸田”をめぐる自民党総裁選挙は、11人の名前があがる混戦模様となっています。こうした中、19日に、49歳の“コバホーク”こと小林鷹之前経済安全保障担当相が、先陣を切って出馬会見を開きました。 ◇ 19日朝、日本テレビの単独インタビューに答えた小林鷹之議員。 小林鷹之議員(49) 「きょうは本当にすがすがしい朝って感じです」
この時は、笑顔を見せリラックスした様子でしたが、午後2時からの出馬会見では、真剣な表情で決意を語りました。 自民党 小林鷹之議員(49) 「私、小林鷹之は、来る自民党総裁選挙に、覚悟を持って出馬することをここに表明します」 次の首相を決めることになる自民党の総裁選挙。もし、49歳の小林氏が選ばれれば、戦後最年少の首相となります。 自民党 小林鷹之議員(49) 「暮らしが良くなっていくという実感こそを、全国津々浦々へとお届けしていく。そのための新たな産業政策、シン・ニッポン創造計画を断行します」
「コバホーク」が愛称の小林氏。サラリーマン家庭に生まれ、東京大学を卒業後に財務省を経て、2012年に初当選すると、当選4回で経済安全保障担当相に抜てきされるなど、“自民党のホープ”とも呼ばれています。 一方で、マラソンが趣味というスポーツマンの一面も。 自民党 小林鷹之議員(49) 「(政治家として)日々色んな事を考えるじゃないですか。だから頭を空っぽにする時間は大切にするようにしています」 総裁選でアピールしているのは「刷新感」。自民党が“裏金問題”などで揺れるなか、党改革についてこう語りました。 自民党 小林鷹之議員(49) 「不正には厳正に対処します。政策活動費をさらに透明化します。第三者機関の設置も進めます。能力と経験を重視し、あらゆる世代の議員の力を結集します」 「旧派閥に対する支援は一切求めない」と宣言し、自民党は生まれ変わると繰り返し強調しました。 安倍派などの若手・中堅議員から支持を集めている小林氏。課題となっている知名度不足を、どう覆すかが焦点です。 ◇ 同じ40代の小泉進次郎元環境相。18日、出馬について「真剣に考えて判断したい」と述べましたが、19日は出馬について言及しませんでした。 17日、その姿は地元、神奈川県横須賀市にありました。 小泉進次郎議員(43) 「(赤ちゃんを抱き上げて)よいしょー!」 記者 「泣きやみましたね」 小泉進次郎議員(43) 「リアルタイム(育児中)だから、こんな感じ」