大谷翔平が25号、2試合連続先頭打者本塁打 球団新の10戦連続打点
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は26日、シカゴでのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場。一回の第1打席で右中間に2試合連続の先頭打者本塁打となる25号を放った。敵地での2試合連続先頭打者アーチは長い歴史の中で球団初。連続試合打点は球団新記録の10に伸びた。6月の本塁打は11本目。メジャー通算200本塁打まであと4本とした。今季100安打にも到達した。 【写真】ホワイトソックス戦の一回、25号となる2試合連続の先頭打者本塁打を放つドジャース・大谷翔平 相手投手は今季5勝の右腕フェディー。今やルーティンとなったバットで距離を測り足の位置を決めた後、前日の第1打席と同様、じっくりボールを見極め、フルカウントからの6球目で初めてスイング。真ん中高めの90マイル(約144キロ)カットボールを完璧にとらえ、打球は右中間スタンド中段に飛び込んだ。この日は一塁ベースをしっかり踏んでダイヤモンドを一周した。 打球の速度は113・9マイル(約183キロ)、角度は26度。飛距離は437フィート(約133メートル)だった。 三回無死一、二塁の好機での第2打席はストレートの四球で満塁に。3番フリーマンの右越え二塁打で快足を飛ばして一塁から生還するなど、3点追加に貢献した。五回先頭の第3打席は初球カットボールを打ち上げて三邪飛。七回2死一塁での第4打席は2番手右腕サロカから四球。 この日は2打数1安打1打点、2四球で打率は3割2分2厘。本塁打はリーグ2位に4本差の1位、打率は6厘差の1位。打点は61で3点差に迫る3位。 試合は4-0でホワイトソックスに3連勝。25歳、メジャー2年目のストーンが103球で初完投を完封で飾り、9勝目(2敗)を挙げた。