WILD BLUE、デビューショーケースを開催 山下幸輝が涙「めっちゃ今幸せ」
山下幸輝、宮武颯、鈴川直弥、池田優斗、鈴陽向からなるボーイズグループ・WILD BLUEの初のショーケースWILD BLUE DEBUT SHOWCASE「The First Light」が11月11日にパシフィコ横浜にて開催。ファンネームの発表や、山下と鈴の誕生日サプライズが行われるなど、盛りだくさんのイベントとなった。また、それぞれが思いを語る中で、山下が声を震わせる場面もあった。 【写真】笑顔でパフォーマンスする山下幸輝 ■WILD BLUE、デビューショーケースを開催 1曲目はクールなダンス「PRE DEBUT DANCE」からスタート。メンバーがブルーブラックの衣装で登場すると、会場からは大きな歓声が上がった。続く2曲目は疾走感あるビートの上にエモーショナルなギターサウンドが印象的な1st Digital Single「WILD BLUE」へ。5人は笑顔を見せ、時折見つめ合いながらさわやかにそして力強くパフォーマンスした。 会場の熱が高まると、5人は「僕たちはWILD BLUEです!よろしくお願いします」とあいさつ。ひとりずつのあいさつが終わると、山下は会場を見渡して「こんなにいるんだ。みなさん見えてますよ」としみじみ。ブルーのペンライトが揺れるのを見て、メンバーは「きれいだね」「うれしいなぁ」と喜びをかみしめた。 山下は「めっちゃ緊張してたんですよ」と告白。ステージに出る前は思わず泣いてしまったそうで「登場前に、みんなで円陣する前に陽向がしゃべりだしたときに(泣いた)」と打ち明け「それぐらい緊張してたんですけど、今舞台に立ってみなさんのお顔が見えて、ようやく緊張が解けました。今本当に楽しいし、最高な日になりそうだなって思いました」と笑みを浮かべた。 その後は、WILD BLUEや、個人、メンバーの関係性を紐解くトークコーナーを挟み、3rd Digital Singleの「Bubbles」、2nd Digital Singleの「First Light」を披露。次のトークコーナーでの「WILD BLUEとしての将来の夢は?」という質問には、鈴、山下、鈴川が「ドームツアー」、宮武が「アニメ主題歌」、池田は「人々にとって当たり前の存在」と回答。山下が「みなさん、ドーム来てくれる!?」とファンに問いかけると、ファンは「行くー!」という大きな声を5人に届けた。 ■ファンネームを発表 終盤にはファンネームを発表。ファンネーム「STARRY」がモニターに映し出され、山下が「果てしなく輝く星を意味する、STARRYに決定しました」と発表すると、会場からは歓声と拍手が巻き起こった。5人は「STARRY!」と呼びかけ、ファンは大きな声で「はーい!」と返事。メンバーは口々に「うれしい」と喜びをかみしめた。さらに、2025年に初の全国ツアーを開催することも発表。メンバーとファンは大きな声で喜びを伝え合った。 その後は、突然バースデーソングとバースデーケーキが現れ、山下と鈴の誕生日サプライズが行われた。ケーキのろうそくを消すと、山下は「めっちゃうれしい」と大きな笑顔。鈴も「衝撃です。こんな大きいかわいいケーキが2つも出て」と驚きながらも喜んだ。 ■山下幸輝が涙 最後のあいさつで鈴はファンへの感謝を伝え「本当に今日のためにWILD BLUE全員がんばってきたので、こうしてこの日を迎えることができて本当にうれしいです。サプライズもあって、たくさんの愛を届けてもらって」と声にした後に「泣きそう…。とにかくこれから僕たちはスタートするので、僕たちについてきてください、STARRYのみなさん!」とメッセージ。 池田は「僕たちも毎日のように練習をして…パフォーマンスを練習していても、お客さんのリアクションとかが見れずに、想像だけでやってきて。各々がいろんな不安があって、今日まで来て。でも、STARRYのみなさんの楽しんでいる様子を見てすごく安心しました」としみじみ。「これからも僕たちはアーティストとして日々精進して、ドームツアーとか世界とか行って、みなさんが見たことのないような景色を、僕たちが見せるので、たくさん応援してくださるとうれしいです」と夢を語った。 鈴川は「今日は来てくれてありがとうございます。メンバーもありがとう」と感謝。「やっとこの舞台に立てて、みんなに会えてすごくうれしいし、幸せです」と気持ちを口にし「全員見えました。本当にうれしいし愛をいっぱいいただいているなとめちゃくちゃ思います。優斗も言ってくれたけど、アーティストとして、音楽家として僕たちもっと成長していくので、音楽で幸せをみんなに届けるので、着いていきたいと思わせるようなアーティストになります」と誓った。 宮武は、ステージに立ちながらファンの声が聞こえると言い「なんで僕らがこうやってステージに立って、みなさんに見せられるかって、みなさんが来てくれてみなさんが僕たちを見てくれるから。ファンネームの通り、お互いが向き合ってるからこんなにいい時間が一緒に過ごせるので、本当にありがとう。メンバーもありがとう」とコメント。「STARRY愛してるぜ」と愛を言葉にした。 山下もファンに感謝を伝えつつ「僕らにとってふさわしい旅の始まりになったと思います。それはSTARRYのおかげです。みんながいてくれて、うれしいです」としみじみ。自分ごとになってしまうと前置きし「僕は今、俳優活動を並行してやっていて、アーティストをやりたいということをスタッフさんやマネージャーさん、事務所の人に強い思いをぶつけて、そこから隣にいる同じ夢を持った4人が集まってくれて。一緒に過ごしていく中で『これがアーティストなんだ』『これがグループなんだ』ってかみしめていく1日1日で、すごく幸せな日々が続いていました。今も楽しい」と語った。 その上で、最初はいろいろあったと明かし「僕がアーティストを始めます、とリリースしたときに、いろいろな声があって。『あぁ、グループか』とか『俳優の方が…』とか、いろいろな声があったんですけど、めちゃくちゃ悔しくて」と声を震わせる。続けて「けど、そのときに目の前にいたのがメンバーで。夢中になって歌って踊っているメンバーを見て、俺はこれがやりたいんだって、改めて思った」と告白。 そして「そのときにみんなの顔を見て、この5人でみなさんに、世界に俺らの音楽を届けたいと思いました。それが今日、また再確認できました。本当にありがとうございます。だから本当に、めっちゃ今幸せだということを伝えたいです。これから5人で、WILD BLUEで、僕らの音楽を届けるので、一緒についてきてくれたらうれしいです」と熱い思いを語った。 最後に「Our Magic」を大人っぽくパフォーマンスして、本編は終了。客席からは「アンコール」という声と手拍子が鳴り響き、WILD BLUEが再び登場すると、ファンからは大歓声が巻き起こった。アンコールはスタンドマイクで「君がいたから」を披露。しっとりとした力強い歌声をファンに届けた。アンコールが終わると、メンバーは5人で抱き合い、最後の最後までファンに感謝を伝えてステージを後にした。 <セットリスト> M1. PRE DEBUT DANCE M2. WILD BLUE (1st Digital Single) M3. Bubbles (3rd Digital Single) M4. First Light (2nd Digital Single) M5. Our Magic (未発表曲) EN1. 君がいたから (未発表曲) ◆取材・文=山田果奈映