額面通り?貰いすぎ? ドジャース、高額年俸ランキング第4位 ポストシーズンで“大炎上”
今オフにFAとなっていた大谷翔平選手が、10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約でロサンゼルス・ドジャースに入団。メジャー屈指の名門球団であるドジャースは、豊富な資金力も備えており、大谷の獲得以外にも数多くの大型補強を敢行している。 ここでは、ドジャースの2023年高額年俸ランキングを紹介する。大谷の同年年俸3000万ドル(約43億5000万円)を上回る選手は、新天地にいるのだろうか。(※年俸は米データサイト『Spotrac』を参照。1ドル145円で統一した。)
第4位:ランス・リン
・ポジション:投手 ・投打:右投右打 ・身長/体重:196㎝/122㎏ ・生年月日:1987年5月12日 ・2023年年俸:1850万ドル(26億8300万円) 計9度2桁勝利を挙げた実績を持つランス・リン。今季途中にロサンゼルス・ドジャースへトレード加入したが、来季はセントルイス・カージナルスでプレーすることが決まっている。 2008年MLBドラフト1巡目追補でカージナルス入りすると、2011年にメジャーデビュー。翌2012年には18勝を挙げ、同年から4年連続で2桁勝利を記録した。 2018年以降は目まぐるしく所属球団が変わったが、長らく先発投手として活躍。シカゴ・ホワイトソックスでプレーした2021年には28試合(157回)を投げ、11勝6敗、防御率2.69と安定した成績を残した。 2023年7月にシカゴ・ホワイトソックスからドジャースへトレード移籍。今季は2球団通算で32試合に登板し、3勝11敗、防御率5.73と低迷。さらにポストシーズンでは、1試合4被弾と炎上し、チームもディビジョンシリーズで敗退が決まった。 FAとなった今オフには、古巣・カージナルスへの復帰が決定。来季は侍ジャパンに名を連ねたラーズ・ヌートバーらとともに、ワールドチャンピオンを目指すことになりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部