奄美空港に2週間駐機の米軍オスプレイ「部品の交換が必要」 整備支援で別の機体も飛来 鹿児島
奄美空港に先月21日、事前の届け出なく着陸したアメリカ軍のオスプレイ1機は、およそ2週間たった今も、空港にとどまっています。駐機を続ける理由について、アメリカ軍は「一部の部品に交換の必要があるため」と説明しています。 九州防衛局などによりますと、先月21日午後4時ごろ、アメリカ海軍ノースアイランド海軍航空基地所属の「オスプレイCMV22」1機が、飛行中に警告灯が点灯したため、奄美空港に事前の届け出なく着陸しました。 オスプレイはおよそ2週間経った今月4日現在も奄美空港にとどまったままです。 九州防衛局によりますと、駐機を続ける理由についてアメリカ軍は「一部の部品に交換の必要があるためで、今後、部品を交換、整備し、安全を確認した後、離陸する」と説明しているということです。 なお、奄美空港には4日午前10時半すぎ、緊急着陸したオスプレイの整備を支援するため、別のオスプレイ1機が飛来しました。事前に空港への使用届は出されていて、およそ40分後に離陸し、民間機への影響などはありませんでした。
南日本放送