大阪都構想への影響は？

　そして、報道陣からは大阪都構想についての質問も。今回の結果を受け、来年行われるとされる都構想への住民投票への影響について聞かれると、松井代表は「大阪の行政制度の話なんで、総選挙とイコールということではないと思ってます」と答えた。

[写真]会見実施時には2人の名前がかけられていた。会見場を去る松井一郎代表＝22日午後11時50分ごろ、大阪市内のホテルで

　だが、報道陣から「都構想への支持というのは維新への支持をはかると思いますが」との質問されると「住民投票は来年できれば2度目ですから。法定協議書の中身の判断を大阪市民のみなさんにはしてもらいたい」と話した。 　続けて「堺市長選に続いて2連敗、この事実はどのように受け止める？」との質問には「非常に力不足だと思います」と一言答えた。 　その後も、報道陣から執行部のあり方についてなど質問されると、松井代表は「大型選挙のあとは執行部のありかたについて党員のみなさんの意見をお聞きするので、党員のみなさんの意見を聞こうと思います」と述べ、「自身が代表を続ける場合はどのように考えてますか？」との質問にも「党員のみなさんの判断になりますから、その判断のもとで日本維新の会のこれからの運営というのが決められている」と答えた。

橋下代表がいなかったこと影響した？

　今回は、橋下徹前代表が引退後、初の衆院選だったが、その感想について問われると「一人ひとりがね、メンバーが死力を尽くしてやってますから、橋下さんがいるいないというか、それを気にして戦っても仕方がないです。ただ、党員、地方議員、すべてが死力を尽くしても我々の力はこの程度と思います」と答えた。 　「橋下代表がいなかったことが影響したのか？」との問いには「こんなもんです、今の維新の会の力は、特に影響したと思いません」と答えていた。