W杯アジア2次予選で中東勢や北朝鮮を避け「超天国組」に入った森保Jはいかに戦うべきか?
2022年のワールドカップ・カタール大会への第一歩となる、アジア2次予選の組み合わせ抽選会が17日にマレーシアのクアラルンプールで行われ、7大会連続7度目の出場を目指す日本代表はキルギス、タジキスタン、ミャンマー、モンゴル各代表とともにグループFに入った。 アジア2次予選は9月5日にスタートする。日本の初戦は同10日の敵地ミャンマー戦で、ホーム&アウェイ方式のリーグ戦を来年6月9日まで実施。AからHまでの全8グループの1位と2位のうち成績上位の4チームが、来年9月に開幕するアジア最終予選へ進出する。 予選はすべて国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際Aマッチデーに行われ、森保一監督(50)に率いられる日本代表の今後のマッチスケジュールは下記のように決まった。 【01】2019.9.5 ※キリンチャレンジカップ@カシマサッカースタジアム(対戦相手未定) 【02】 9.10 vs ミャンマー(アウェイ) 【03】 10.10 vs モンゴル(ホーム) 【04】 10.15 vs タジキスタン(アウェイ) 【05】 11.14 vs キルギス(アウェイ) 【06】 11.19 ※キリンチャレンジカップ@パナソニックスタジアム吹田(対戦相手未定) 【07】2020.3.26 vs ミャンマー(ホーム) 【08】 3.31 vs モンゴル(アウェイ) 【09】 6.4 vs タジキスタン(ホーム) 【10】 6.9 vs キルギス(ホーム) 2次予選の組み合わせ抽選はシードされた34か国と、6月上旬に行われた1次予選を勝ち抜いた6か国の計40チームを、6月14日に更新された最新のFIFAランキング順に5つのポッドにまず分けた。2次予選は2023年のアジアカップ予選も兼ねるため、ワールドカップ開催国のカタールも参加している。カッコ内はFIFAランキングを、※は1次予選を勝ち抜いたチームを表す。 【ポッド1】イラン(20)、日本(28)、韓国(37)、オーストラリア(43)、カタール(55)、UAE(67)、サウジアラビア(69)、中国(73) 【ポッド2】イラク(77)、ウズベキスタン(82)、シリア(85)、オマーン(86)、レバノン(86)、キルギス(95)、ベトナム(96)、ヨルダン(98) 【ポッド3】パレスチナ(100)、インド(101)、バーレーン(110)、タイ(116)、タジキスタン(120)、北朝鮮(122)、チャイニーズ・タイペイ(125)、フィリピン(126) 【ポッド4】トルクメニスタン(135)、ミャンマー(138)、香港(141)、イエメン(144)、アフガニスタン(149)、モルジブ(151)、クウェート(156)、※マレーシア(159) 【ポッド5】インドネシア(160)、シンガポール(162)、ネパール(165)、※カンボジア(169)、※バングラデシュ(183)、※モンゴル(187)、※グアム(190)、※スリランカ(201) そして、各ポッドから1か国ずつがAからHまでのグループへ振り分けられる。抽選はポッド5から始まり、柏レイソルなどを指揮した吉田達磨監督(45)に率いられるシンガポールはグループDに、元日本代表の本田圭佑(33)が実質的な監督を務めるカンボジアはグループCに、抽選会の直前に西野朗前日本代表監督(64)が指揮を執ることが決まったポッド3のタイはグループGにそれぞれ入った。