強い寒波、栃木県内は寒い一日に 都心では初雪
とちぎテレビ
栃木県内では18日夜から19日にかけて、強い寒気の南下で東京などで初雪を観測し、県内でも19日は日中の気温が上がらず、各地で1月下旬並みと寒い一日となりました。 19日午前7時半ごろのJR宇都宮駅付近では、厚手のコートやマフラーなどを身に着けた、通勤の会社員や通学する学生の姿が見られました。 寒気の影響で19日朝の県内は、一部の地域で冷え込み、最低気温は奥日光で氷点下6・7℃、大田原で氷点下1・4℃など、14の観測地点のうち11の地点で氷点下の冬日になりました。このうち那須高原では、氷点下5・3℃とこの冬一番の寒さとなりました。 また、気象庁によりますと、東京の都心部で平年より15日早く初雪を観測しました。 この寒さは、上空に侵入した平年より10℃以上低い、強い寒気の影響によるもので、最高気温も宇都宮で8・5℃と一月中旬並みに、奥日光では氷点下0・1℃でこの冬2度目の真冬日となるなど、県内は寒い一日となりました。 宇都宮地方気象台によりますと、この寒さは20日には高気圧が張り出し、いったん和らぎますが、この週末にまた強い寒波が訪れるということで、厳しい寒さとなりそうです。
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