パリ五輪の表彰式で金メダルを手に笑顔を見せる永瀬貴規選手（パリで）＝守谷遼平撮影

　長崎市は18日、パリ五輪の柔道男子81キロ級で史上初の連覇を果たした市出身の永瀬貴規選手（31）に「栄誉市民」の称号を贈ると発表した。栄誉市民は14人目。 【写真】柔道男子81キロ級準決勝でイタリア選手に勝利した永瀬選手

　永瀬選手はリオデジャネイロ五輪で銅メダル、東京五輪で金メダルを獲得し、パリ五輪で三大会連続の表彰台を達成した。

　2021年に市特別栄誉表彰を受けており、今回の功績を踏まえ、より上位の顕彰である栄誉市民の称号が贈られることになった。

　鈴木史朗市長は同日の定例記者会見で「まさに市民の模範となる人物。市の名声を高めるとともに、市民に深い感動を勇気、明るい希望を届けてくれた」と功績をたたえた。