神木隆之介が日曜劇場初主演 野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子『海に眠るダイヤモンド』で
神木隆之介が主演を務める連続ドラマ『海に眠るダイヤモンド』が、10月期のTBS日曜劇場枠で放送されることが決定した。 【写真】日曜劇場初主演を務める神木隆之介 本作は、昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ、70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大な物語。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京が舞台となる。 戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えた“ヒューマンラブエンターテインメント”だ。 主演を務めるのは、子役としてデビューし芸歴28年、昨今ではNHK連続テレビ小説『らんまん』や、第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』で主演を務めた神木。民放での連続ドラマ主演は、2011年放送の『11人もいる!』(テレビ朝日系)以来13年ぶりとなる。日曜劇場主演も今回が初となり、「皆様に頼りつつ、未熟ながらも精一杯演じ切りたい!」と意気込んでいる。 脚本を手がけるのは、TBSでは『逃げるは恥だが役に立つ』をはじめ、『アンナチュラル』や『MIU404』を手がけ、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した野木亜紀子。野木ならではの完全オリジナルストーリーで日曜劇場を手がける。 そして、『アンナチュラル』『MIU404』をはじめ、『最愛』『下剋上球児』『グランメゾン東京』などTBSの話題作を手がけてきた塚原あゆ子が監督を務める。 さらに、数々のヒット作を生み出し続ける新井順子がプロデューサーを担当。野木×塚原×新井により生み出されたドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』は大きな話題を集め、ギャラクシー賞や放送文化基金賞などを受賞。『アンナチュラル』『MIU404』と同じ世界線上で物語が展開する、完全オリジナルのシェアード・ユニバース作品となる映画『ラストマイル』も8月23日より公開される。なお、このチームによる日曜劇場作品は本作が初となる。 長崎県・端島を舞台に物語を描く本作は、NBC長崎放送の協力のもと制作。長崎県の壮大なロケーションを活かした映像美も見どころとなる。 【コメント】 ●主演・神木隆之介 お話をいただいたときは、自分では実力不足なんじゃないかと思いましたが、野木さん、塚原さん、新井さんはじめ、心強いスタッフ・キャストの皆様がいてくださるので、皆様に頼りつつ、未熟ながらも精一杯演じ切りたいと思っております。 ●プロデュース・新井順子 野木さんと塚原監督とは金曜ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』の連続ドラマ2作を一緒に制作しました。 次は同じチームで日曜劇場に挑戦したい! 挑戦するからには愛と青春と友情、そして家族をテーマにした壮大な物語を作りたいと話していたことがついに形になり、発表できたことをうれしく思います。 1年前から取材などに取り組み、話し合いを進めるなかで、主人公は「神木さんがいい!」と満場一致! ご本人にお会いして想いを伝えたところ、快く引き受けていただくことができました。神木さんのもつ柔らかい雰囲気と力強い演技、野木さんの練り上げられた脚本、塚原監督の繊細で美しい演出。すべてが混ざりあった瞬間に、新しい世界が広がるに違いないとワクワクしています。 素敵なキャストと信頼するチームとともに、連続ドラマだからこそ紡げる物語をお届けできればと思っています。
リアルサウンド編集部