ボディカム視点で戦うFPS『Bodycam』のゾンビコンテンツが発表 しかしながらトレーラーにはボディカムもゾンビもほぼ登場しない

リアルさで話題を呼んだ、ボディカム視点で戦うマルチプレイFPS『Bodycam』にゾンビが襲来する。ハロウィンにあわせて、ゾンビが登場する新規コンテンツのティーザートレーラーが公開された。しかしながら、トレーラーはボディカム視点でもなくゾンビが登場するわけでもない映像だ。その内容はよくわからないものとなっている。 トレーラーでは、まるでホラーゲームのような屋敷や発電機らしきものが登場している。フランスの歌手エディット・ピアフの「愛の讃歌」がBGMとして流れており、どこかクラシカルな雰囲気もある。登場するエレベーターも古めかしいものだ。血のりがエレベーターの中央にあるのも恐ろしい。 Steamの公式ニュースによると、このコンテンツではSaint Sauveur Asylumという場所が舞台になる。Saint Sauveurはカナダのサンソヴェールという都市のことを指していると思われ、Asylumは精神科病院などを指す英単語だ。公式ニュースでは「我々のミッションはもっともリアルで恐ろしく、没入感のあるラウンドベースのゾンビ体験を提供すること」と語られている。ゾンビコンテンツの詳しい内容は不明だが、最強のチームか最強のソロプレイヤーが夜を生き延びることができるという。 IGN USがアップロードした動画のコメント欄では、「ボディカムはないし、ゾンビもいないトレーラー」だとしているコメントがサムズアップを集めている。リアルが売りなゲームになぜかゾンビが登場することから、困惑の声もあるのだろう。あくまでもティーザーだとするコメントもあり、一瞬だけゾンビらしきものが登場しているシーンもあるにはある。 『Bodycam』は2024年6月からSteamにて早期アクセス配信されているゲームで、ボディカム視点からなるリアルなグラフィックが話題を呼んだ。そのゲーム内容はマルチプレイFPSであり、デスマッチや爆破ルールなどが遊べる。当初はストリーマーがプレイすることもあり、最大同時接続プレイヤー数は約1万6000人と人気だった。しかしながら、ここ最近のプレイヤー数は数百人規模となっていて苦戦している。