<民王>9年ぶりにリブート&リニューアル! 遠藤憲一主演「民王R」が10月期放送 入れ替わり対象は“全国民”に
俳優の遠藤憲一さんと菅田将暉さんのダブル主演で2015年7月期に放送された連続ドラマ「民王」(テレビ朝日系)が約9年ぶりにリブートし、10月期に「民王R」(同、火曜午後9時)として放送されることが分かった。タイトルの「R」は「Renewal」「Return」「Reboot」などの頭文字をとったもので、主演は遠藤さんが務め、引き続き総理大臣・武藤泰山(むとう・たいざん)を演じる。 【写真特集】遠藤憲一が美女に迫られ 菅田将暉は鼻血 連ドラの名シーン
「民王」は、池井戸潤さんの同名小説(文春文庫・角川文庫)が原作で、遠藤さん演じる厳格な総理大臣の泰山と、菅田さん演じるおバカで気の弱い息子・翔の心と体が入れ替わる大珍事を、シニカルに、時にハートフルに描いて人気を博した。2016年4月には、続編となるスペシャルドラマ「民王スペシャル~新たなる陰謀~」と、スピンオフ「民王スピンオフ~恋する総裁選~」も放送された。
「民王R」では、前代未聞の事態に見舞われながらも総理大臣を務め上げ、まもなく政界を引退しようかという泰山に、再び総理の打診があり、その矢先にまたしても“入れ替わり”が発生。さらに今回の入れ替わり対象は全国民となり、毎話、泰山と誰かがランダムに入れ替わっていく奇想天外なストーリーとなる。
遠藤さんは「9年ぶりに『民王』をやると聞いたときは、またあの面白いドラマができるんだ!という喜びと、今回は“入れ替わり対象が全国民”ということになっちゃってるので、その役作りのプレッシャーとで、半々の気持ちでした(笑い)。僕が演じる武藤泰山が、いったいどんな人物たちと入れ替わっていくのか、そしてどんな風に入れ替わるのか、まだまだ分からないことも多いのですが、とにかく入れ替わる相手をよく見て、知って、その人の特徴などを一つでも多く役に入れることが大事なので、その心配と楽しみが今は大きいですね」とコメント。
解禁となったビジュアルでは、遠藤さんの顔のお面をした3人の新キャストの出演が告知されたが、「とっても個性的な新キャストが3人も参加してくれます。みんなそれぞれ違うキャラですが、若いエネルギーを爆発させて好き放題やってもらいたいなと思います。たくさんの注目を浴びることになると思うので、ぜひ新しい風を吹かせてもらいたいです!」と期待を込めた。そして「前回とは設定もいろいろと変わりますので、それは必見ですよ! 絶対面白いドラマになりますので、ぜひゲラゲラ笑いながら見てください!」とアピールした。
池井戸さんは「『民王』が新装開店です。“R”に、拙著原作はありません。構想について多少のサジェスチョンはしたものの、プロットを拝見したらまったくの別物で驚かされました。今作のドラマは、制作チームによるオリジナル・ストーリーといっていいでしょう。私は、ドラマ制作に関わる映像クリエイターたちの果敢なチャレンジを、全面的に支持したいと思います。『民王』の世界観で思う存分、暴れてください。いち視聴者として楽しみでなりません」とコメントを寄せた。