自宅の裏山に巨大な巣が!?スゴ腕ハンター「オオスズメバチ」の駆除現場に密着
さらに厄介なのが… 「ほとんどオオスズメバチ(の巣)は地の中それか大きな大木の根本か。目の前来てカチカチしよるわい、こっちには来るなという意味だと思うけどね」 巣があるのは、地中や木の根元など、外から見えない場所。巣の存在に気づかず、近づきすぎて刺されてしまうことも多いといいます。
ちなみに徳永さん、万が一遭遇してしまった時はどうすればいいんですか? 徳永さん: 「ちょっと低めにして後ろに下がりな。こう振り返ってやったら刺されるで」 振り返ったり走ったり、大きな動きはハチを刺激してしまうとのこと。黒い服を避けるのも、ハチからの攻撃を避けるポイントということです。 国内の野生動物による死亡事故の原因として最も多いのが、スズメバチ。 町の平和を守るため、スズメバチハンター・徳永さん、出動です!
現場は自宅の裏山。墓へと続く道の斜面に、小さな穴が開いていました。 その入口には…いました、オオスズメバチです。穴からかき出された大量の土。巣の大きさがうかがえます。 徳永さん: 「(駆除)やりだしたらね、もう通られんですよ。攻撃してくるけん」
徳永さん防護服を着て準備完了。 徳永さん: 「よっしゃ、はい やりますよ」 記者: 「うわ、こわい」 巣を掘り起こそうと鍬を入れた瞬間、取材班に襲い掛かる大量のスズメハチ。恐がる記者をよそに…ハンター徳永さん、慣れた様子で駆除機を使いハチを吸い込みます。
掘り進めること5分。地中の巣が姿を現しました。予想通り、かなり大きいようです。 徳永さん: 「はあ はあ…弱ったね」
土の中から次から次へと取り出される、スズメバチの巣。と、その時… 徳永さん: 「これ女王バチ、これね黒いやつ」 巨大な巣の主が姿を現しました。 徳永さん: 「あーまだあるね、まだ上にあるな」