自宅の裏山に巨大な巣が!?スゴ腕ハンター「オオスズメバチ」の駆除現場に密着
南海放送
刺されれば死に至ることもあるスズメバチ。愛媛にはこの道20年のハチハンタ―がいます。町の平和を守るため、今回、最大・最強の難敵に立ち向かいます! カメラに襲い掛かる大量のスズメバチ。秋、スズメバチは繁殖のピークを迎え、一層攻撃性を増します。最悪の場合、アナフィラキシーショックによって命を落とす可能性もある、危険な生物。去年、国内では21人が犠牲となっています。
この道20年のベテランハンター
内子町の徳永 進さん(76)。養蜂業を営む傍ら住民の要望に応えてイノシシなどの駆除も行う、山の何でも屋さんです。 そんな徳永さんのもう1つの顔が…スズメバチの巣を駆除する、すご腕ハンタ―です。
徳永さん: 「キイロスズメバチ、コガタスズメバチ、モンスズメバチの巣があります」 自宅の倉庫に並ぶ、徳永さんがこれまでに駆除してきたスズメバチの巣。これでも、ほんの一部です。
こちらが徳永さんの相棒、お手製の「駆除機」です! 「これが8号機なんですよ。これ以上の駆除機はないと思うんじゃけど」 飛び回るスズメバチを吸い込んで閉じ込める、いわばスズメバチ専用の掃除機。改良を重ね続けてきたこれまでのマシーンにさらに改良を重ね、ホースにハチが詰まるのを解消した最新バージョンです! さらにハチが明るい所に向かう習性を利用して、全体を透明に。ハチが吸い込み口から逃げださない仕組みになっています。さすが、この道20年のベテランハンター、殺虫剤には頼りません!
スズメバチの攻撃性が増す秋も要注意
そんな徳永さんのもとに今回届いた依頼が…オオスズメバチの駆除です。 「世界で一番大きいハチですよスズメバチでは。針は7ミリあるんですよ、手袋なんかでもつまんだら刺すよ」 最大で6センチ、強い毒と高い攻撃性を持つ、世界最大のスズメバチ、オオスズメバチ! 「11月に入ったら新しい女王バチがでるんよ。その時にはここ全体(巣の近く)をウォンウォンしよるわい、その時はいかんでやられるで」