年末年始注意! 貴金属の「押し買い」 別ジャンルの出張買取依頼で増えています。要注意ジャンルは?
昨今、貴金属を売るつもりはなかったのに、別の物を出張買取依頼したら「押し買い」にあった話をよく聞きます。 【一覧表6枚】出張買取要注意ジャンルの買取事情、出張買取利用背景、狙われる理由を要約して解説 特に大掃除は不用品回収業者や買取業者を利用する人が増える季節。使い慣れていない人ほど、トラブルに見舞われるリスクがあります。 そこで今回は、貴金属を売る以外の場合でも注意したいケースを紹介します。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
押し買いが狙われやすいジャンル1:着物買取
国民生活センターに、「不用品や和服の買い取りのはずが貴金属を買い取られた」といった相談が寄せられています。 着物の買取を希望している人は多く、出張買取を利用する人も少なくありません。理由は「重い」「高齢で持ち出しができない」などさまざまです。 出張買取は査定士を家に呼んで、買取ってもらうサービスです。多くの場合に搬出までしてもらえます。 便利なサービスですが、着物の出張買取を依頼した際に、希望していない貴金属を買い取られたという相談が増えています。 着物買取を利用する人はシニアに多く、比較的裕福な家庭が多いため目をつけられているようです。 着物以外に買取希望がない場合は、はっきり断ることが大事です。
押し買いが狙われやすいジャンル2:昭和レトロ家具買取
レトロやアンティークの家具は人気が高く高価買取が見込めますが、一方で古いだけとみなされる場合も多いです。 古い家具を買取に出す場合は、リサイクルショップなどではなく、レトロ家具に詳しいスタッフがいる専門店に依頼するのが望ましいです。価値のある家具も多いため、しっかりとした査定をしてもらいましょう。 家具は重いものが多いため、搬出からしてもらえる出張買取の需要が高いです。反面、買取業者はコストの兼ね合いから、出張が難しいケースもあります。そのため、そもそも昭和レトロな家具を目的としているわけではなく、貴金属を狙った査定訪問もあります。高齢の方が買取依頼をすることが多いアイテムだからです。