GP初Vの佐藤駿が帰国「すごく自信になりました」前回4位のGPファイナルは「もちろんメダルを取りに行く」
フィギュアスケートの中国杯でグランプリ(GP)シリーズ初優勝を果たした佐藤駿(エームサービス・明大)が25日、羽田空港に帰国した。「率直にすごくうれしい気持ちでいっぱい」と喜びを語った。 GPシリーズ上位6人が進出するGPファイナル(12月、フランス・グルノーブル)の出場も2年ぶりに決定。中国杯の優勝で「すごく自信になりました」と弾みをつけて臨む。22年大会では4位だっただけに「もちろんメダルを取りに行く。自分でつかみとったファイナルなので、楽しく滑りきって同じ失敗をしないように頑張りたい」と力を込めた。 課題は大技・4回転ルッツと4回転フリップの同時成功となる。「まだルッツ、フリップを入れる上で調子が両方いい日があまりない。両方同じぐらいの調子の良さでもっていけたらもっと良くなると思う」と語り、「ショートは(自己最高99・20点を超える)100点を目標にして、フリーではシーズンベスト(で自己最高の187・49点)更新を目標に頑張っていきたい。(合計)300点はもうちょっと段階を踏んでいかないと出ないかなと思う。段階を踏んで出せたら」と意気込んだ。