大森元貴×菊池風磨「#真相をお話しします」実写化で映画初主演! 4月25日公開
ミステリー界の新星・結城真一郎氏の人気小説を映画化する「#真相をお話しします」に、Mrs. GREEN APPLEのフロントマン大森元貴とアイドルグループ・timeleszの菊池風磨がダブル主演、2025年4月25日公開されることが発表された。ふたりの映画初主演作となる今作のスーパーティザー映像(https://youtu.be/_qIOmC2AxNo)が披露された。 2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」。そして翌2022年に「#拡散希望」を含む、現代日本の〈いま〉とミステリーの技巧が見事に融合した珠玉の5篇を収録し、現代を象徴するような身近に感じるストーリーの中に、日常に潜む「何かがおかしい」を描いた結城真一郎の「#真相をお話しします」は、2023年本屋大賞ノミネート。その後、コミカライズ化、オーディオブック化、さらには韓国・中国・台湾・タイで海外翻訳されるなどブレイクを果たしており、すでに、2024年7月に書籍の帯で実写映画化が発表されていた。 ネタバレ厳禁かつキャラクター詳細についても多くを明かすことができない本作で、事件をきっかけに心を閉ざしてしまった警備員・桐山を菊池が、その横にいる謎の男・鈴木を大森が演じる。2人の#真相”とは一体何なのか……本編への期待は高まる。 脚本を読んだ感想について大森は、「ジェットコースターのように話が進むので、グッと心を奪われて読み進めていきました」、菊池は「展開の予想ができず、読めば読むほど謎が深まって最後に伏線回収されていく。すっきりする部分と、ある種もやっとする部分のバランスが面白いと思いました」と感想を語る。そして、お互いの役柄について問われると、大森は「風磨くんは警備員だけど、僕は謎な男(笑)言えないことだらけです。」、菊池は「2人は仲がいい友達のような関係だけど、お互いがそこまでお互いのことを知らない。だからリアルと近いです(笑)」と笑いを交えながらコメント。 監督は、デビュー作品となる「怪談新耳袋」シリーズや「怪奇大家族」、「妖怪シェアハウス」シリーズでは異色のホラーコメディで独特の世界観を生み出してきた豊島圭介監督。本作でも日常に潜む“違和感”を巧みに描き出す。 このほど公開されたスーパーティザービジュアルでは、大森と菊池が真剣な面持ちで正面を向く2ショットビジュアル。ふたりが演じる「鈴木」と「桐山」がどんな人物なのか、現時点では想像不可能だ。スーパーティザー映像で映し出されるのは、暗く怪しげな警備室。意味ありげに口角を上げる鈴木(大森)となにかを祈っている様子の桐山(菊池)のカットが差し込まれ、ふたりの真相が気になる映像だ。映画は2025年4月25日公開。 ▼キャストコメント ■大森元貴(おおもり・もとき)/鈴木役 ミステリアスでひょうひょうとした男。あるビルの警備室で桐山に出会う。桐山の友人…? 出演のお声がけをいただいた時は、「どうして僕?」という驚きが率直な感想でした。最初は畑が違うなと思いためらっていましたが、脚本を拝読して力になれることがあるかもしれないと思いました。脚本はジェットコースターのように話が進むので、グッと心を奪われて読み進めていきました。映画の撮影は初めてだったので最初はドキドキしていましたが、風磨くんが温かく迎えてくださり、とても心強かったです。優しいお兄ちゃんのようでした。まだ言えないことが沢山ありますが、ぜひ映画館で観てほしいと思います。 「#真相」はね、映画館でね、観ておかないと(笑) ■菊池風磨(きくち・ふうま)/桐山役 過去のある事件をきっかけに心を閉ざした男。あるビルの警備員として働く。鈴木は、心を閉ざして以来、初めてできた友人…? 主演としてこの作品のお話しをいただいたことに、まず驚きました。そして大森くんとの共演はなにより楽しみが大きかったです。大森くんは演技経験が少なかったそうですが、それがうそと思うくらい。胸を貸してもらえるくらいどっしりと構えてくれていた感じが素敵でした。脚本は展開の予想ができず、読めば読むほど謎が深まって最後に伏線回収されていく。すっきりする部分と、ある種もやっとする部分のバランスが面白い作品だと思いました。大森くんと僕の組み合わせも、異色だと思いますし、ストーリーにも謎は多いので、この謎を解くために映画館に観に行っていただいて、「ケセラセラ」な気持ちで帰っていただきたいと思います(笑) ▼スタッフコメント ■監督:豊島圭介(とよしま・けいすけ) 謎とどんでん返しが緻密に組み上げられた結城真一郎先生の原作に、映画ならではのスペシャルな仕掛けを施して完成させたこの作品。本当の「真相」にたどり着くまでに、いくつもの「違和感」を仕掛けました。最後まで、誰を、何を信じたらいいのか、ドキドキするような〝考察的映画体験〟ができる、誰も見たことのない映画になったと自負しています! 今回、はじめて映画出演をする大森元貴くんには舌を巻きました。演技について熱く議論ができるし、様々なアイディアをいくつも提案してくれる。しかも芝居はナチュラルさと狂気が共存している。「あんたはベテラン個性派俳優か!」となんどか突っ込みかけました。 そして、これまでいくつもの作品を共にしてきた、戦友ともいえる菊池風磨くん。今回は、今までにないやさぐれた役柄で、いままでにない極限状態での演技を要求したのですが、「風磨、あんな顔するんだ!」と僕すら驚くほどの新境地を見せてくれました。 こんな二人のジリジリ、ヒリヒリする芝居が最後に到達するとんでもない境地。どんな「真相」が待っているのか、ぜひご期待ください! ■原作著者:結城真一郎(ゆうき・しんいちろう) 映画のエンドロールに「原作者」として載るのが昔から夢でした。その夢がこんなにも早く、こんなにも豪華なW主演で実現することを心から嬉しく思います。小説の惹句で「映像化不可能」と謳われることがよくありますが、この「#真相をお話しします」に関してはずっと「映画化不可解」な作品であると思っていました。 個々に繋がりのない独立した物語で構成された短編集が、いかにして一本の映画として成立するのか。 また、大森さんと菊池さんのお二人は、どんな人物を演じるのか。真相はぜひ劇場で、その目でお確かめください。 ■企画・プロデュース:平野隆(ひらの・たかし) 映画の為に書いて頂いた「青と夏」「点描の唄」「Soranji」でご一緒し、7年にわたり大森君と接して、彼はチャーミングなトリックスターだと感じる様になりました。 脚本作りでこの映画の主人公鈴木が魅惑的なキャラクターになるにつれ、たびたび大森君の顔が浮かび、同時に映画への大きな化学反応に胸が踊りました。 もう1人の主人公桐山はとても人間味のある、ある意味情けない男です。 この役を、常に新しいことにチャレンジするトップアイドル菊池君が演じてくれたら、映画がとても愛おしいものになると感じました。この二人の“ナイーブな爆発“をご期待下さい!