【動画解説】台風7号 勢力を落とさず接近中 関東や東北への影響はいつまで?
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台風7号は発達しながら関東の東へと進んでいく見込みです。上陸する可能性は低いですが、勢力を落とさず関東や東北に近づくため、大雨や暴風、高波に厳重に警戒してください。
台風7号は、非常に強い勢力を保ったまま北上を続けています。上陸する可能性は低いですが、油断はできません。台風は上陸すると衰える傾向にありますが、上陸しない場合、勢力を保ったまま関東や東北に近づく可能性があるのです。
金曜の夜にかけて、関東を中心に雨や風が強まるでしょう。走行中のトラックが横転するような猛烈な風の吹く所がありそうです。活発な雨雲がかかるのは千葉県や茨城県が中心ですが、線状降水帯が発生した場合、台風から離れた地域でも大雨になる可能性があります。 東北でも次第に風が強まり、海上を中心に猛烈な風の吹く所があるでしょう。また、土曜にかけて、東北の太平洋側でも大雨になりそうです。宮城県や福島県でも線状降水帯が発生する可能性があるため、雨の降り方に注意が必要です。
土曜正午までに降る雨の量は、多い所で、関東甲信で250ミリ、東北で200ミリと予想されています。線状降水帯が発生した場合、さらなる大雨になるかもしれません。 関東甲信は金曜夜まで、東北は土曜の午前中にかけて、大雨による災害や暴風、高波に厳重に警戒してください。(気象予報士・石上沙織)