湘南、鹿島からMF藤井智也を完全移籍で獲得「謙虚に、地に足をつけて努力し続けます」
湘南ベルマーレは24日、鹿島アントラーズからMF藤井智也が完全移籍加入することを発表した。 【動画】鹿島でJ1通算100試合出場を達成した藤井智也 1998年12月4日生まれで現在26歳の藤井は左右のサイドハーフを主戦場とするプレーヤー。立命館大学在学中の2020年にサンフレッチェ広島に特別指定選手として登録され、翌年に正式入団を果たした。主力として2022年のJリーグYBCルヴァンカップ制覇に貢献すると、2023年1月には鹿島に完全移籍加入。2年間で公式戦通算57試合に出場し、4ゴール3アシストをマークした。 在籍2年目の今シーズンは明治安田J1リーグで25試合出場し2ゴール1アシスト、天皇杯で3試合出場1ゴールという成績を残した。 藤井は新天地となる湘南のクラブ公式サイトにて、「湘南ベルマーレに関わるすべての皆さん、はじめまして、藤井智也です。2025シーズンからともに戦います。謙虚に、地に足をつけて努力し続けます。『湘南のために』走れる、戦える選手になっていきます。皆さんと会える日を楽しみにしています。よろしくお願いします!」と意気込みを示した。 また、退団する鹿島のクラブ公式サイト上では次のように感謝の思いを綴っている。 「湘南ベルマーレに移籍することを決めました。まずは2年間、ありがとうございました。最終節のホーム町田戦、ベンチからピッチに立つ選手たちの熱いプレーと、サポーターの方々の迫力ある応援を間近で感じ、このチームでアントラーズファミリーと一緒に戦っている光景に興奮してました。改めて、すごいクラブだなと実感しました。この雰囲気でサッカーができることは幸せなことで、当たり前でないことは分かっています」 「しかし、一選手としてプレーでチームの勝利に貢献するため、自分自身をもっと確立したいという気持ちもあり、葛藤して決断しました。アントラーズに加入してからたくさんの経験をし、色々な感情を味わいました。そして、皆さんからたくさんの力をもらいました。自分の決断を信じ、次のステップで戦いたいと思います。本当にありがとうございました!」
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