”就活うつ”になってしまった21歳の息子…。親としてサポートしてあげるべき?
就活うつのわが子……。親としてできること
大切なわが子の苦しむ姿を見るのはつらいことでしょう。就活うつの治療には時間がかかるため、卒業までに完治が難しい場合は、あせらず当面の間の生活費を親が負担したうえで、治療に専念することを検討してみてもいいでしょう。 総務省統計局の「家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、単身世帯のひと月にかかる消費支出は16万7620円で、おもな内訳は次の通りです。 ●食料:4万6391円 ●住居:2万3815円 ●光熱・水道:1万3045円 ●家具・家事用品:5955円 ●被服及び履物:4712円 ●保健医療:7426円 ●交通・通信:2万1796円 ●教養娯楽:1万9425円 ●その他の消費支出:2万5051円 ひと月にかかる生活費は状況に応じて異なるため、目安として参考にしてください。
就活うつはあせらず時間をかけて治療することが大切
就活うつになりやすい方の特徴として、完璧主義で真面目、責任感が強い、挫折経験が少ないなどがあげられます。おもな症状は通常のうつ病と同様、食欲不振、不眠・過眠、気分の落ち込み、強い疲労感などです。 もし子どもが就活うつになってしまったら、早めに病院を受診し治療を受けるようにしましょう。治療には時間がかかるうえに再発率が高い病気であるため、可能であれば就職活動はいったん中止して治療に専念することが大切です。 出典 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要(15ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部