カープ、ドラ1佐々木泰内野手(青学大)と合意 契約金1億円+出来高払い5千万円、年俸1600万円
広島東洋カープは28日、ドラフト1位で指名した青学大の佐々木泰内野手(21)=178センチ、82キロ、右投げ右打ち=と東京都内のホテルで入団交渉し、入団が決まった。契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円で合意した。(金額は推定) 【一覧】2025年広島東洋カープ選手の契約更改・年俸 佐々木は「仮契約を終えて、まずは今ほっとしている。アピールポイントは長打力と勝負強いバッティング。チャンスで期待されるバッターになりたいと思う。カープは守備力が高くて、元気の良いチームというイメージがある。早く1軍の舞台で活躍できるように頑張る」とコメントした。 岐阜県大垣市出身の佐々木は県岐阜商高から青学大に進学。強打の三塁手として、今年の全日本大学選手権で2本塁打を放ち、2連覇に貢献して最高殊勲選手賞を獲得した。 今月の明治神宮野球大会の準々決勝で左肩を脱臼し、準決勝から欠場したものの主将としてチームを鼓舞。チームは優勝し、2008年の東洋大以来、史上5校目の全日本大学選手権との2冠。春秋のリーグ戦を合わせると4冠となった。 担当の高山スカウトは「スイングに力があり、チームを引っ張る力がある」と評価。得点力不足解消の担い手として期待がかかる。
中国新聞社