リドリー・スコット監督、早くも「グラディエーター」3作目を構想し始めたと語る

注意：この記事には『グラディエーターII』の軽微なネタバレになり得る内容が含まれています。 「グラディエーターII」画像・動画ギャラリー リドリー・スコット監督は『グラディエーターII』を実現させるのに20年以上を要したが、早くも第3作目について考えている。 フランスの雑誌Premiereの取材に応じたスコットは、ローマ帝国を舞台にした「グラディエーター」シリーズの今後について語った（Varietyより）。『グラディエーターII』が公開されるのは2カ月ほど先のことだが、スコットはシリーズ第3作でストーリーを続けていくことに大きな期待を寄せているという。どれも初期段階であり、確定している要素は何もないようだが、少なくともスコットはいくつかのアイディアを生み出せるほど本シリーズを気に入っている。 「すでに第3作についていろいろと考えています」とスコットは述べた。「いや、本当に！ もう火がついてしまってね。『グラディエーターII』のエンディングは『ゴッドファーザー』を彷彿とさせるものです。マイケル・コルレオーネが望まない仕事に就き、“さあ、父さん、どうすればいいんだ？”と考える。ですから、次の作品は自分の望まない立場に置かれた男の話が描かれます」 スコットは、『グラディエーターII』がまだ公開されていないなかで第3作に関するヒントを与えてくれたため、彼がどんなことを考えているのか具体的には判断できない。『グラディエーターII』では、ポール・メスカルがルシアスを演じる。ルシアスは2000年に公開された『グラディエーター』に関連のある人物で、ローマのコロッセオで剣闘士としての贖罪を求めている。メスカルのほか、皇帝のゲタ役でジョセフ・クイン、マクリヌス役でデンゼル・ワシントン、マルクス・アカシウス役でペドロ・パスカル、ルッシラ役でコニー・ニールセンが出演。 「グラディエーター」第3作が実現するかどうかは、『グラディエーターII』の興行成績にかかっている。スコットによる「ゴッドファーザー」風のストーリーが第3作でうまくいく可能性は、2024年11月15日に公開される『グラディエーターII』を観れば判断できるだろう。あわせて、『グラディエーターII』の予告編に登場したサイにまつわる裏話もチェックしてみよう。