米寿の白衣大観音で年末恒例のすす払い 群馬・高崎市
群馬県高崎市の慈眼院で「白衣大観音」のすす払いが行われ、寺の職員らが感謝を込め1年の汚れを払い落しました。 「白衣大観音」は高崎市の観音山に昭和11年・1936年に建てられた高さ約42メートルの観音像で、今年で88年の米寿を迎えました。 寺では毎年冬至に合わせてすす払いを行い、初詣客を迎える準備を整えます。今年は冬至が土曜日にあたることから20日に行われ、橋爪良真住職や寺の職員などが、長さ約9メートルの竹ぼうきを使って大観音の裾や足元に付いた汚れを払い落としました。 また大観音の内部では、安置されている20体の像などに付いたほこりも落としました。職員らは1年間の感謝を込めながら丁寧に作業していました。 寺によりますと、正月の三が日には約3万人の参拝客を見込んでいるということです。