「リビングが丸見えで人目が気になる」など広島県で注文住宅を建てた夫婦が後悔するポイント&満足ポイントは
コロナウイルス感染症による影響で、様々な分野で価格上昇が見られたのは、記憶に新しいと言えます。 【間取り図はこちら】玄関からトイレの入口が見えない「プライバシー重視」のコツは? さらに住宅業界では、2020年頃からのウッドショックの影響で住宅価格が上昇を続けているのが現実です。 近年の状況を考えると、今後新築の注文住宅を検討している方は、早い段階で購入するのが良いと考えるかもしれません。 しかし、大きな金額になるためできるだけ後悔は減らしたいものです。 そこでこの記事では、広島県で注文住宅を建てた「40歳代ご夫婦」の体験談をご紹介します。 これから注文住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみましょう。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
注文住宅を購入して後悔した3つのポイント
ご夫婦は注文住宅の後悔ポイントとして、「トイレの位置」「リビング」を挙げられました。 それぞれくわしく見ていきましょう。 ●玄関とトイレが近い ご夫婦のコメント 「トイレを玄関の近くにしましたが、トイレ中にお客さんが来られたりなど気になります」 プロからのアドバイス ご夫婦の場合、トイレの「入口」が玄関から見える間取りになっています。 そのため、トイレの使用中に来客があると、気を遣うそうです。 しかし、玄関の近くにトイレを設置することで以下のようなメリットがあります。 ・帰宅後すぐに利用できる ・来客した方が使いやすい ・リビングから離れるため音や匂いが気にならない 玄関近くにトイレを設置する際には、トイレの「入口」が玄関から見えないように設置することがおすすめです。 例えば、以下のような間取りの場合は玄関からトイレの入口が見えないため、プライバシーが守れます。 ぜひ実践してみましょう。 ●リビングが外から丸見えになる ご夫婦のコメント 「隣に人気の飲食店があるのですが、その飲食店の駐車場や並ばれている列からリビングが丸見えになってしまったので、特に週末には人目が気になり後悔しました」 プロからのアドバイス リビングに大きな窓を設置すれば開放的になるだけでなく、日当たりや風通しも良くなり快適です。 しかし、ご夫婦のように窓からの視線が気になるケースもあります。 外からの視線が気になると、せっかくの快適なリビングが台無しです。 そこでおすすめなのが、以下の方法です。 ・目隠しフェンスを設置する ・樹木を目隠しにする ・窓に目隠しシートを貼る 窓の外に「目隠しフェンス」を設置すれば、外からの視線が気になりません。 また、樹木を植えることで家を華やかにするだけでなく、目隠しの役目も果たしてくれます。 さらに、ガラス用の目隠しフィルムも視線を遮る効果があります。 カーテンやブラインドを開けた状態でも外からの視線を気にせず過ごせるため、試す価値ありです。 ●リビングが広すぎて効率よい空間利用ができていない ご夫婦のコメント 「広いリビングに憧れていたので間取りを広めに取りましたが、結局一部しか使わない事が多く、使わないスペースは物置のようになっているので失敗したかなと感じました」 プロからのアドバイス 広すぎるリビングには、以下のようなデメリットがあります。 ・掃除が大変 ・エアコンが効きにくい ・空間が余る 掃除の手間が増えることで、体力的につらいだけでなく、エアコンが効きにくいことで光熱費が高くなり、経済的にもデメリットです。 空間を余らせてしまうと殺風景な印象を与えてしまうため、リビングを広くしすぎないように、生活スタイルに合った間取りを設定しましょう。 そのためには、家具や家電を上手く配置したり、ハウスメーカーなどの専門家に間取りを相談するのがおすすめです。