6打点と大暴れの岸田行倫に大矢明彦氏「バットを長く持ったり、一握り半くらいあけたりして…」と状況に応じた“工夫”に着目
◆ 「頭を使いながらプレーしている」 巨人は5日、ヤクルトとの試合（神宮）に10－3と快勝。岸田行倫が3安打6打点と大活躍を見せた。 「7番・捕手」でスタメン出場した岸田は初回の第1打席、二死二・三塁のチャンスでレフトへの2点適時打を放ち打点を挙げると、3回の第2打席ではセンターへの犠飛を放ち先発の戸郷翔征を援護。第4打席でも右安を放ち、迎えた9回の第5打席には、ヤクルトの3番手・清水昇が投じた変化球を完璧に捉え、レフトスタンドへ3ラン本塁打。3安打6打点の大活躍でチームを勝利へと導いた。 6打点と大暴れの岸田について、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「6打点も素晴らしかったですけど、戸郷がそんなに良い調子には見えなかったんですよ。点差もありながら、根気よく変化球を使ったり、要所でストレートを使ったりと、配球の方も岸田は凄く良かったと思います」と配球面を高評価。 続けて「6打点のなかの1打席目のタイムリーは、バットを一握り半くらいあけて構えていて、9回の3ランはバットを長く持ってしっかり打ってました。相手ピッチャーだったり、自分が狙う球種によって、工夫をしたバッティングをしていたのが凄く印象に残りましたね。頭を使いながらプレーしていると思いますね」と打撃での工夫について解説をした。 ☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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