多くのアマチュアが恐れる“3番ウッド”。2つのポイントを抑えるだけでスコアメイク最大の武器に繋がる!?
せっかく入れているのに14本の中で活躍回数が少ないのは3番ウッドだったりしませんか? 実はその眠っている3番ウッドこそ使いこなせればスコアメイクの最大の武器になると2024年7月16日号の「週刊ゴルフダイジェスト」で紹介している。「みんなのゴルフダイジェスト」でもその一部をお届け! 距離が稼げて、ティーショットでも使える3番ウッドの打ちこなし術をマスターしよう!
究極に簡単に打てるクラブと構えを用意する
◇ミスしないショットの準備① とにかくボールに当てることを優先するためにグリップは短く持つ。短く持つとスウィングがコンパクトになりミート率は確実にアップする。 ◇ミスしないクラブの選び方① パワーのある人はディープタイプのヘッドでも高さが出せるが、一般的なアマチュアならフェース高の低いタイプのほうが、断然球は上がりやすいので楽に飛ばせる。
条件がそろわないと3番ウッドは使わない
GD アマチュアにとって3番ウッドは最も苦手意識があるクラブですが、打ちこなすポイントはありますか? 山田 実はプロにとっても難しいクラブです。ロフトがなくて、地面にあるボールを打つクラブの中で一番長いクラブですから、打ちこなすためにはある程度の条件が必要です。 GD 条件とは? 山田 まずはライです。少しでも沈んでいたり、芝が薄かったりすると使えません。ボールが浮いているかのようなライの良さが必要です。あとはクラブ選びも重要なポイントです。そもそもボールが上がりにくいですから、楽に打てる3番ウッドを選びたいです。 GD 具体的にどういう3番ウッドがいいですか? 山田 フェース高が低いシャローなほうが球が上がりやすくなります。また、構えたときに大きく見えるものも安心感が高まります。僕の場合、フェース面がしっかり見えるものを選ぶようにしています。自分にとってボールに当てるだけでなんとなく飛んでくれそうなヘッド形状を選ぶことです。
◇ミスしないショットの準備② ドライバーと同じスタンス幅で構えてしまう人が多いが、ミート率を高めるためにスタンス幅は少し狭くしておく。余計な体の左右の動きを抑えることができる。 ◇ミスしないクラブの選び方② アドレスの際にヘッドが大きく見えると安心感が高まり、スムーズなスウィングにつながる。ボールに当たりさえすれば飛んでくれると思えることが大事。