2023-24年シーズンの第4戦と最終戦が行われたアブダビのヤス・マリーナ・サーキット

　AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズは、ドバイ・オートドロームでの追加開催により全6戦となる2024‐2025年シーズンの開催スケジュールを発表した。 【写真】来シーズンも開幕戦の舞台となるマレーシアのセパン・サーキット 　今回明らかにされたレースカレンダーは2023‐2024年シーズンと同様に、3回のレースウイークエンドで構成され、12月6～8日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで第1・2戦が開催された後、ドバイとアブダビのヤス・マリーナ・サーキットでそれぞれ2戦ずつが開催される。 　2023‐24年シーズンはドバイでの開催が1レースのみだったのに対し、今回発表されたスケジュールで2月7～9日に開催されるドバイラウンドは“ダブルヘッダー”となり、セパンやアブダビでの週末と同様の運びとなった。 　シリーズの主催者であるLMEMのフレデリック・ルキアンCEOは次のようにコメントしている。 「チームと協議した結果、チームやファンから好評だった3イベント・フォーマットを維持したまま、6レース目が追加された。このカレンダーは（IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦である）ロレックス・デイトナ24時間とのバッティングを避けており、両シリーズへの参戦を希望するチームが参加できるようになっている」 「我々は、アジアン・ル・マン・シリーズでアクション満載のレースが繰り広げられる新たなシーズンを楽しみにしている」 　ルキアンに加え、ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長もAsLMSのカレンダー公開に際しコメントを発表した。 「アジアン・ル・マン・シリーズは発展を続けており、毎年多くのライバルを惹きつけている。同シリーズはその多様性とハイレベルなエントリーにより、必見のシリーズとなっている」 「アジアン・ル・マン・シリーズの発展を支えるため、コンペティターと充分に協議し、より密度の高い魅力的なカレンダーを発表できることを嬉しく思う。週末に2レースを行うこのフォーマットは、ファンにもコンペティターにも好評だ」 「12月にセパンで皆さんに会えることを楽しみにしているよ」 ■2024‐2025年AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズ　開催スケジュール Round／Date／Circuit／Country Rd.1／2024年12月7日／セパン・インターナショナル・サーキット／マレーシア Rd.2／2024年12月8日 Rd.3／2025年2月8日／ドバイ・オートドローム／アラブ首長国連邦 Rd.4／2025年2月9日 Rd.5／2025年2月15日／ヤス・マリーナ・サーキット／アラブ首長国連邦 Rd.6／2025年2月16日 [オートスポーツweb 2024年04月25日]