大晦日 大阪の台所・黒門市場買い物客でにぎわう
大晦日 大阪の台所・黒門市場買い物客でにぎわう 撮影・編集・レポート:柳曽文隆 THEPAGE大阪
31日、大晦日の近畿地方は、朝から厳しい冷え込みとなり、大阪管区気象台によると、大阪市内では最低気温1.6度を観測した。最高気温も同日午後2時までに11.5度にとどまっており、コートやマフラーに身を包んで歩く姿の人が多く見られる。 【拡大写真付き】気象解説者・片平敦さんに聞く 大阪に雪が降らない理由は?
そんな寒さの中、大阪市中央区の黒門市場は、おせち料理の品や新鮮なフグなどを買おうと多くの人でにぎわいを見せ熱気を帯びている。 同日午後1時ごろは、アーケードの中が場所によっては進まないほど多くの人で埋め尽くされており、そんな中「いらっしゃい、いらっしゃ~い」「安くしてるで~」といった威勢の良い掛け声も響き渡っている。
家族連れで来たという50代の大阪市浪速区の男性は「やっぱり大晦日は大阪の台所で買い物ですかね。といっても妻が決めるんで。ただ、子供たちには小さい時から、こうした光景を見せてます。買い物の楽しさを覚えてほしいから」と、うれしそうに話していた。 同気象台によると、あす1日の近畿地方は、高気圧に覆われて中部や南部では晴れるが、北部では気圧の谷や寒気の影響で概ね曇りのため、雨や雪の降るところがある見込みだという。