中日・大島洋平、「もう一花、咲かせられるように」 プロ16年目へ、来年1月から過酷な自主トレスタート
中日の大島洋平外野手(39)が27日、1年間レギュラーとして戦い抜くための体づくりをしていることを明かした。今季は初めて代打を主戦場としたベテランは来年40歳の節目を迎えるが、「もう一花、もう二花咲かせられるように」。プロ16年目に向けて抜かりなく準備を進めていく。 「オフの取り組みは一緒ですよ。やること自体は毎年変わらないですから」。15度目のオフ、来季に向けた大島の戦いはすでに始まっていた。 今季は2010年にプロ入りしてから初めて開幕スタメンを外れてスタート。代打での起用を中心に計75試合の出場だったが、打率は1割9分8厘。2012年から12年間続けてきた規定打席到達とシーズン100安打も途切れた。「(代打が)難しいとか簡単とかはないですけど、そこが仕事だったので。結果が残せなかったというだけです」と淡々と振り返る。 昨年は通算2000安打を達成し、名球会の一員となった。40歳といええば大ベテランの領域といえるが、代打に甘んじるつもりはない。シーズン終了後すぐに始まるトレーニングを経て、過酷さで知られている来年1月の自主トレへ向かっていく。
中日スポーツ