七草がゆ「セリがおいしい」「おかわりした」 保育園の給食は春の予感させる味
五節句の一つ「人日(じんじつ)」の7日、長野県須坂市の須坂保育園の園児86人が給食で七草がゆを味わった。食べる前に先生から七草の説明を受け、実物も手に取って、季節にちなんだ食文化を学習。春を予感させる若菜の味を楽しんだ。 【写真】春の七草を知っているかな? 保育園の先生が子どもたちに説明
おわんいっぱいに自分で七草がゆを盛った年長組の小泉慧一郎ちゃん(6)は「セリがおいしい」。宮林ゆめちゃん(6)は「初めて食べた。おかわりした」と笑顔。坂口千恵園長(58)は「ひな祭りはちらしずし、七夕にはそうめんなど、小さい頃から季節の食文化をしっかり体験してほしい」と話していた。
市子ども課によると、七草がゆは同園を含む市立保育園10園で提供。調達できなかった七草の一部は、ニンジンや小松菜で代用した。