BMWの中型ロングツーリングスポーツ『F 900 XR』が大胆マイチェン、3kgの軽量化を達成
BMWモトラッドは、中型ロングツーリングスポーツバイクの『F 900 XR』の改良新型を欧州で発表した。技術的および視覚的なアップグレードを受け、標準装備が大幅に拡充された。空力性能も最適化されている。 BMW F 900 XR 改良新型
排気量895ccの2気筒エンジンを搭載し、77kW(105hp)の出力を発揮する。ユーロ5+規制に適合し、ダイナミックトラクションコントロール(DTC)やエンジンドラッグトルクコントロールが標準装備され、安全性が向上している。
新しい倒立フォークは、リバウンドとコンプレッションダンピング、スプリングプリロードが調整可能で、個々のニーズに合わせてカスタマイズできる。新型ホイールは約1.8kg軽量化され、全体で3kgの軽量化を実現している。
また、BMW Motorrad ABS Proとダイナミックブレーキコントロール(DBC)が標準装備され、コーナリング時のブレーキング安全性が向上している。
改良新型F 900 XRには、ヘッドライトプロやUSB-C充電ポート、ヒーテッドグリップが標準装備されている。
新しいオプション装備やアクセサリーも充実しており、スポーツサイレンサーやミルドフットレスト、アクスルプロテクターなどが追加されている。これにより、ライダーはさらに個性的なカスタマイズが可能となっている。
レスポンス 森脇稔