ブラウンの後任、ダグ・クリスティ暫定HCが今季終了までキングスで指揮を執る?
12月28日(現地時間27日、日付は以下同)。サクラメント・キングスはマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)を解任し、アシスタントコーチ(AC)のダグ・クリスティが暫定HCを務めることとなった。 クリスティ暫定HCの下で迎えた初陣。翌29日のロサンゼルス・レイカーズ戦で、キングスはディアロン・フォックスが29得点5リバウンド12アシスト4スティール、デマー・デローザンが25得点6リバウンド7アシスト、マリーク・モンクが20得点6リバウンド7アシスト、ドマンタス・サボニスが14得点12リバウンド7アシストを残すも122-132で敗れて6連敗。 2021-22シーズンからキングスのACへ就任した54歳のクリスティは、198センチ90キロのウイングとしてNBAで15シーズンをプレーしてきた。レギュラーシーズン通算827試合でキャリア平均31.5分11.2得点4.1リバウンド3.6アシスト1.9スティールを残してきた。 なかでも約5シーズン在籍したキングスでは355試合すべてで先発シューティングガードに入り、平均34.4分10.6得点4.3リバウンド4.2アシスト2.0スティールを記録し、フルシーズンをプレーした4シーズンでいずれもオールディフェンシブチームに名を連ねてきた。 30日を終えてウェスタン・カンファレンス12位の13勝19敗に低迷するキングスだが、チームはシーズン中に新たな指揮官を招へいせず、クリスティ暫定HCが指揮を執っていくことになると『The Athletic』が報道。 そのため、クリスティはレギュラーシーズン残り50試合で長期間に渡ってキングスを指揮する価値があるのかを証明する機会を手にしたことになる。31日からホーム3連戦が組まれているだけに、まずはホームのファンの前で連敗にストップをかけられるかどうか注目していきたいところだ。
BASKETBALL KING