ボルティモア・レイブンズvsヒューストン・テキサンズのハーフタイムにパフォーマンスを披露するビヨンセ

ビヨンセのファンは数多く、みな彼女の一挙手一投足に魅了されている。ボルティモア・レイブンズのクォーターバック、ラマー・ジャクソンも、熱狂的で誇り高い彼女のファンの一人だ。 【動画あり】ベンガルズのキッカー、エヴァン・マクファーソンがハーフタイムにロッカールームへ入らず、ドクター・ドレーのパフォーマンスを鑑賞！ 音楽好きとして知られるジャクソンは過去に、フロリダ州ポンパノビーチを拠点とするアーティスト、コダック・ブラックやロー・シミーといったアーティストへの愛を熱く語ったこともある。一方で、ジャクソンはビヨンセのような定番とも言える音楽にも精通している。 ビヨンセは、現地12月25日（水）／日本時間の12月26日（木）早朝に行われるボルティモア・レイブンズvsヒューストン・テキサンズの試合のハーフタイムにパフォーマンスを披露する予定となっている。 多くの選手にとって、ハーフタイムはNFLのゲームの華やかさから解放される時となる。そして前半の疲れや傷を癒し、第3、第4クオーターで効果的な攻撃を繰り広げるための指示を受ける時間でもある。 しかし、少なくとも今年のクリスマスの試合に関して、ジャクソンのプランは違うようだ。

ラマー・ジャクソンのコメントは？

ジャクソンはハーフタイム中もロッカールームには入らず、グラミー賞受賞32回のビヨンセのライブパフォーマンスを観戦するつもりであると明かした。 「外に出て観るつもりだよ」とジャクソンは語った。 「ビヨンセのパフォーマンスを見るのは初めてだ。しかも、自分たちの試合で。最高だろ。外に出て観るつもりだよ。すまないね、ハーボー。ごめんよ、みんな」 ジャクソンは、お気に入りのビヨンセの曲として「Irreplaceable」を挙げ、レイブンズ対テキサンズの試合のハーフタイムのスコアがどうであろうとハーフタイムショーを見たいと認めた。 「いや、リードしているかどうかなんてこれっぽっちも考えてない。ただ、初めてビヨンセを見ることだけを考えているんだ」 もしジャクソンがその言葉を貫いたとしても、それはNFLで初のことではない。第56回スーパーボウルでは、ベンガルズのキッカー、エヴァン・マクファーソンがハーフタイムにロッカールームへ入らず、ドクター・ドレーのパフォーマンスを鑑賞していた。 ここまでタッチダウン40個に対してインターセプトはわずか4回、そしてNFL史上屈指のQBレイティングを誇り、3度目のMVP獲得の呼び声も高いジャクソンであれば、ハーフタイムのミーティングをスキップしても問題にならないかもしれない。 ただ、ヘッドコーチ のジョン・ハーボーは選手たちがロッカールームから離れるようなことがあればペナルティもありうると示唆した。 「問題だ。大問題だよ」 そう言いつつもハーボーは、「自分はビヨンセの大ファンだとは言えないが、彼女のことは好きだと思う」ともコメント。「彼女は今カントリー（ミュージック）をやってるのか？ その曲を披露すると思う？ あとで教えてくれ」と語った。 ハーボーには、ビヨンセの歌声に耳を傾けたいと思う理由がある。それはビヨンセが前回、NFLのハーフタイムショーに出演した第47回スーパーボウルだ。そのときの結果は34対31、レイブンズが49ersに勝利した。 「今、それを思い出したよ」とハーボーは笑顔で語った。

原文：Beyonce NFL halftime show details: What to know about 2024 Christmas performance on Netflix 翻訳・編集：石山修二（スポーティングニュース日本版編集部）