実録! アカデミー賞2024の裏で起きた珍事件をレポート【前編】
ミシェル・ヨーが自身のInstagramに投稿
アカデミー賞授賞式翌日、この騒動についてミシェルは自身のインスタグラムにアップし、 「エマ、おめでとう!私はあなたを混乱させてしまいましたが、私はあなたの親友であるジェニファーと一緒にあなたにオスカーを渡す輝かしい瞬間を共有したかったんです!彼女は、私の親友ジェイミー・リー・カーティスを思い出させてくれました。いつもお互いのために!」とコメント。今回のハプニングの経緯を説明し注目を集めている。
ライアン・ゴズリング、会場をケンダムに変える
映画『バービー』で歌った「I'm Just Ken」が歌曲賞にノミネートされていたライアン・ゴズリング。受賞は逃したものの、パフォーマンスは今回の授賞式のベストモーメント中のベストと大絶賛された。 観客席に座ったまま、マーゴット・ロビーの耳元でイントロを歌い始めたライアンはステージへ。この楽曲をプロデュースしたマーク・ロンソンの演奏、ケンに扮したたくさんのダンサーたちとエネルギッシュなステージを見せた。
映画で他のケンを演じた4人-シム・リウ、スコット・エヴァンス、キングズリー・ベン=アディル、チュティ・ガトゥもダンサーたちと同じ衣装で登場。ライアンは最後に観客席に下りてグレタ・ガーウィグ監督やマーゴット・ロビー、アメリカ・フェレーラたちも巻き込んで大合唱。『ラ・ラ・ランド』で共演したエマ・ストーンにもマイクを向けていた。エマはこれに応えて熱唱していたけれど、これがドレスの悲劇に。
ライアン・ゴズリングとエミリー・ブラントがキャットファイト
ライアンは歌だけでなく、コントも披露。映画に欠かせないスタントマンたちの活躍を紹介するパートでプレゼンターとして『オッペンハイマー』のエミリー・ブラントと一緒に登場した。 アメリカでの公開日が一緒だったこと、どちらも今年の賞レースで多数のノミネーションを獲得していたことから『バービー』と『オッペンハイマー』は2作品はライバルと見なされてきた。 トークの中でエミリーが「賞レースを見る限りライバルじゃない感じ」とコメント、『オッペンハイマー』がリードしていることを指摘した。するとライアンは「おめでとう」と祝福してから「どうしてオッペンバービーと言わずにバーベンハイマーというのかわかったよ。この夏ずっと『バービー』の勢いに便乗してたからだね」。 するとエイミーは「それってとてもケンっぽい意見」と報復。ライアンのひがみだと指摘すると「ノミネートされるためにあの腹筋をペイントしたの? ロバート・ダウニー・ジュニアはそんなことしてないわよ!」。最後はマイクを奪い合うマネまでして見せた。