【写真：Getty Images】

　世界のスーパープレイヤーが集うイングランド・プレミアリーグ。その中で母国イングランドの選手はどのような活躍を見せたのか。今回はプレミアリーグで驚異的な活躍を見せたイングランド人選手について、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。

【写真：Getty Images】

FW：アラン・シアラー（ニューカッスル／イングランド代表） 生年月日1970年8月13日（当時25歳） 96/97シーズンリーグ戦成績：31試合25得点7アシスト イングランド代表通算63試合30得点 イングランド代表での主な出場大会：UEFA EURO’92、UEFA EURO’96、1998年FIFAワールドカップ・フランス大会、UEFA EURO2000 　イングランドが生んだ最強のストライカーがアラン・シアラーである。その圧倒的な決定力でゴールを量産。プレミアリーグ史に残るFWとして今も多くの尊敬を集めている。 　ブラックバーンで2度のプレミアリーグ得点王と1度のプレミアリーグ優勝を果たすなど大躍進を遂げ、数多くのビッグクラブからオファーが届くもそれらを全て蹴って故郷のクラブ、ニューカッスルに移籍した。基本データはニューカッスルでの1年目となる96/97シーズンのもの。 　やはり「攻撃力」は驚異的。数値は96と圧倒的なものとなった。その凄まじい決定力の理由の1つといえるのが「空中戦」の強さである。シアラーがニューカッスルで決めた公式戦通算206得点のうち、実に49がヘディングでのゴールである。 　そのほかにも強烈なシュートを生み出す「フィジカル」に、「メンタル」も90を記録した。熟練のPKは彼の大きな武器であり、ファウルを殆ど犯さない精神力は世界中から称えられている。